スバルの走る愉しさはEVになっても不滅!?【スバルの未来Vol.1】|【未来モビリティ総研】
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:MOTA編集部
2020年1月20日、スバルが今後世界で戦い抜くための戦略を発表した。これからの時代に外せない電動化やアイサイトの未来、さらには未来の“走り”という内容だ。本コラムでは、3回にわたって“スバルの未来”をお送りする。初回は「SUBARUの電動化」について山本シンヤが深掘り!
スバル×トヨタEV第一弾はSUV?
スバルの大きな課題の一つとなる「環境性能」だが、トヨタとの共同開発によるピュアEVモデルのデザインモックアップがお披露目された。昨年6月にトヨタの電動車普及に向けたチャレンジ説明会でそのトヨタ版が展示されていたが、スバル版はフロントフェイスやライトまわりに違いがある。
スバルデザインのキーマン・石井 守氏(商品企画本部 デザイン部 デザイン部長)は、「これはいくつかあるデザイン提案の一つです。共同開発モデルとなりますが、トヨタさんにダイナミック&ソリッドやボールダーなどスバルデザインの想いは伝えています、このモデルも上手く表現できたと思っています」と語る。
トヨタのHVシステムをスバル流に味つけ

ハイブリッドモデルはすでに独自で展開中の開発のe-BOXERに加えて、トヨタのTHS技術を融合させたストロングハイブリッドを2020年代前半に導入予定だ。「トヨタのシステムを買ってポン付け」と悪口を言う人もいるが、縦置き、更に常時四駆であることを考えると、あくまでもトヨタはシステムサプライヤーと言う認識と考えたほうがいいだろう。

ハイブリッド専用ボクサーエンジンはモーターアシスト前提の制御にすることで、エンジンをより効率的に使えるはず。また、直結4WDのメリットを活かし、回生効率アップ(FF比30%)と車両安定性向上も。
ボクサーエンジンは不滅? さらなる進化に期待

もちろん内燃機関の追及も続けられており、新型レヴォーグより新世代ボクサーエンジン(1.8L直噴ターボ)の導入も開始。現在鋭意開発中だが、最適燃焼の追及、全摺動部フリクションの追及、最適設計&制御などにより熱効率は40%近いそうだ。つまり、パフォーマンスと環境性能を高いレベルで両立させるユニットと考えていいだろう。
これらにより、2030年には全世界販売台数の40%以上をピュアEV+ハイブリッドモデル、2050年にはWell—to-WheelでCO2の90%削減(2010年比)を目指すそうだ。
>>次回【スバルの未来Vol.2 先進安全装備編】は2020年2月3日に掲載予定! アイサイトの未来など、スバルの気になる未来を徹底解説する。
最後まで読んで頂いた方には超豪華な旅館宿泊のチャンス!
2019年12月17日からMOTAにてリリースされた「ドライブ/宿」企画。
今回は、MOTA厳選宿公開記念として、1組2名さまに抽選で当たる宿泊券プレゼントキャンペーンを実施します。
応募条件は、以下のページからMOTAのメールマガジンに会員登録し、当キャンペーンに応募するだけ。
この機会に是非ご応募ください! 中には1泊10万円以上の宿も…!?
どんな宿があるかは、ページ上部右端の「ドライブ/宿」ページで見れるので要チェック!

【筆者:山本 シンヤ/撮影:MOTA編集部】
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。