「全日本エコドライブチャンピオンシップ2014」レポート/マリオ高野(2/3)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:茂呂幸正
「テクニカルRound」大敗の原因はナビゲータが・・・
競技は「サーキットRound」「チャレンジRound」「テクニカルRound」の3種類に分かれて行われ、手渡された指示書に従い各Roundを走行。いずれのRoundも、なるべく燃料や電気の消費量を抑えながら良いタイムを出せば高得点となる。
オートックワンチームはまず「テクニカルRound」をトライ。
日産・リーフで鈴鹿サーキットの国際コースを走行後、パドック前駐車場にて車庫入れや方向転換、タイヤ空気圧チェックなどの細やかな運転技術を競う内容で、「フィギュア」とも呼ばれる。
ドライバーはC君、ナビゲータはマリオ高野の布陣で挑んだが、この人選が失敗だった。最初のレーシングコース走行の1週目から、本来は「チャレンジRound」で実施するはずのピットインをしてしまい大幅にタイムロス。バスによる慣熟走行で事前にコースをチェックしたにもかかわらず、マリオ高野の支離滅裂なナビゲートのせいでミスを連発。Round順位は49位と、いきなりの惨敗スタートとなってしまった。
パドック内で右往左往してしまうなど、競技内容の理解能力に乏しいマリオ高野がナビを務めたことが最大の敗因である。
気持ちを入れ替えてトライした「チャレンジRound」では大健闘!
続いて「チャレンジRound」をトライ。
トヨタ・アクアで鈴鹿サーキットの国際コースを3周半走行後、サーキットの外周路に出て峠道のようなコースを数キロ走行する。先ほどの「テクニカルRound」より単純なコース設定ゆえ、走行手順をなんとか把握できたマリオ高野が再びナビを務め、C君が再びステアリングを握る。
リベンジに燃えるC君は燃費よりもタイムを重視したアタックを敢行し、大胆なアクセルワークで果敢に攻めた。結果、燃費はまさかの「12.6km/L」と、アクアとしては極悪な数字を記録するも、その分タイムは速く、Round順位は13位と健闘。
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