エコカーの真相/第七回 エコカー以上のエコ「電動アシスト自転車」がブレイク!(3/3)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
見た目とは全く異なる、もの凄い「安定感」
「百聞は一走にしかず」
これが、ヤマハが掲げる電動アシスト自転車のPR用語だ。
電動アシスト自転車、名前は知っているけど乗ったことがない。または、随分前に乗ったことはあるけど、最近のは知らない。そんな人が大勢いる。
筆者は過去、国内各メーカーの電動アシスト自転車を試乗している。そして乗るたびに、「これはもう、自転車じゃないな」と、その技術進化に驚かされてきた。しかし、そういえば幼児2人同乗基準適合モデルに乗ったことがなかった。
そこで今回、子持ちオヤジになったつもりで、ヤマハ「リトルモア」を念入りに試乗してみた。
まず、外観がとんでもない。
リアのチャイルドシートは「まあ、許せるな」という印象。だが、ハンドルの前にドッカ~ンとデッカイチャイルドシート。そこに子供の模型がズッシリと乗っている。
「こんなの付いていて、ハンドルがふらつくに決まっているだろ?」
と、筆者の不安感は急上昇。ところが・・・
走り出しで、全くハンドルがふらつかない。ホイールは小径22型で、しかもフレームは低重心。フレームのデザインも跨ぎやすいように、足元はフラットな形状だ。
さらに、スラローム走行してみたが、グラっという感じでハンドルが急にとられることは全くない。前方に障害物があるイメージで、急な車線変更をしてみても、シャーシ全体がズッシリとした安定感がある。
さらに、急な上り坂の下で一旦停止。アシストレベルを「強」にして、右ハンドルにあるギア設定を一番軽めにセット。そして、ごくごく軽~くペダルをこぎ始めると・・・、
グイ!グイ!グイ!と、まるで電気自動車のようにトルキーな発進。ハンドルがぐらつくことは全くない。なんだか、不思議な気持ちだ。
スイスイと、そしてズッシリと急坂を上っていく。こうした感想をヤマハのマーケティング担当者に話すと「売れている理由、分かって頂けましたよね」とニコニコ顔だった。
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