東京オートサロン2022の“ド派手なドレスアップカスタム”を一気見！ NV200をぶった切ったトラックカスタムやロングノーズ＆極低車高仕様のS130Zなど

ワーク・エモーションZR10に2Pモデルが登場！ BRZで絶妙なツライチを実現！／WORK

2020年1月にリリースされるや否や、人気モデルの地位を確固たるものとしたワーク・エモーションZR10。それらから2年が経った今年、またもやWORK（ワーク）がやってくれた。

ワーク・エモーションZR10に2Pモデルを追加。19×9＋30の「ワーク・エモーションZR10 2P」を装着し、絶妙なツライチを実現したBRZをお披露目したのだ！

ラックに展示された同ホイールのディープリムっぷりも見モノ。スタンス系カスタムの足元にも、ばっちりマッチしそうだ。

「ブラックライノ」の取り扱いを開始！ まずはデリカD:5にも合う2モデルをリリース！／MLJ

MLJ（エムエルジェー）はオートフラッグスがカスタムした三菱 デリカD:5を展示。その足元には、取り扱いを開始した「BLACK RHINO（ブラックライノ）」のプロトモデル「FUJI（フジ）」を装着する。

サイズはトヨタ RAV4やジープ ラングラーにも適合する17×8＋30。リアルボルトを打ち込んだ「ARMORY（アーモリー）」や「ARSEN（アーセナル）」も同サイズを用意する。戦車や装甲車をイメージさせるミリタリー調のデザインは、ブラックライノならでは。デリカD:5、RAV4、ラングラーをマッチョに仕上げたいのなら要チェックだ。

よりオフロード感が増したDOUBLE EIGHTハイラックス！ 理由は『RAYS』の新作ホイールにあり！／RAYS

今年も多数の新作ホイールを発表したRAYS。ここでは、「TEAM DAYTONA（チームデイトナ）」ブランドに加わった「M8」を紹介しよう。

ディスクはシンプルなメッシュデザイン。ビードロック風のリムがさりげなくオフロード感を演出する。展示したDOUBLE EIGHTハイラックスが履くM8は17×8.5±0だ。マットブラックとダークブロンズの左右異色履きとなる。タイヤはマッドテーレンT/Aの285/70。コンケーブしたM8のディスクと抜群の相性をみせている。

500psを発揮！ ワイドボディKITも装備したダイナミックなスープラ／SARD

ル・マンを始めSUPER GTなど数多くのレースに参戦する、チューニング・カスタムパーツメーカーSARD（サード）のブースでは、トヨタ GRスープラとトヨタ GR86×2台の計3台を展示。

中でもスープラは、コンプリートカー専用ワイドボディKITを装着し、オーバーフェンダー、フロントマスクをあわせて80mmワイド化。さらに空力性能を追求したリアウイングを組み合わせダイナミックなエアロボディに。そしてハイフローターボキット、スポーツキャタライザー、Ti-Z FULL TITANIUM MUFFLERなどを使用したチューニングによって、500psを発揮するパワーユニットを実現。レーシーな1台に仕上がっていた。

アゲ系ストリートSUVカスタムでワイルドに仕上がったハスラー／AVANZARE

AVANZARE （アヴァンツァーレ）のブースでは、エアロキットを装着したトヨタ アルファードとスズキ ハスラーの2台を展示。 注目はアゲ系ストリートSUVとして、ワイルドさを強調したハスラーだ。

凸凹仕上げのブラックチッピング塗装が施されたフロント・リア・サイドのバンパーガード、ルーフトップスポイラーとフロントバンパーガードに装着されたワークライト、そして足回りにはWeds MUD VANCE 01（ウェッズアドベンチャー マッドヴァンス ゼロワン）.とTOYO OPEN COUNTRY R/T（オープンカントリー アールティー）を組み合わせ、まさに4×4ハスラーと呼ぶに相応しいタフな印象のカスタマイズとなっていた。

グランエースのリアビューを大きく変更！ さらに内外装を上質に仕立てるカスタムも／LEGANCE

エクステリア・インテリア・エレクトロニクスパーツなど、トヨタ ハイエース用にむけ豊富なパーツラインナップを誇るLEGANCE（レガンス）。同社のブースではトヨタグランエースとハイエースを展示。

グランエースのリアビューを見ると、純正とは大きく異なるデザインとなっている。リアゲート＋テールランプを、台湾で販売されている300系ハイエースバン用を輸入して交換、リアバンパーも合わせて加工したという。ハイエースのイメージに近づけたいため、シンプルなデザインのバン用リア周りに変更したとのこと。

ほかにも、グランエースを上質に仕立てるレガンスのカスタムパーツとして、フロントアンダーハーフスポイラー、マフラーエンドセットなどでドレスアップ。インテリアにもオリジナルのネックパッドやフロアマットによってエレガンスな印象を高めていた。

派手なルックスだけでなく、インテリアの機能性に注目！／MDNマドンナ

目立ち度バツグンのトヨタ ハイエースを展示していたのは、MDNマドンナ。ついつい派手な外装ドレスアップに目が行ってしまうが、注目は内装パーツだ。

2列目シートは独立したキャプテンシートを採用、フルフラット展開できる3列目シート、全面にセットされた遮光カーテン、さらに車中泊でも活躍する断熱材を組み込んだ天井や床下など、快適性のために目の見えないところまで施工するこだわり。

3列目とベッドマットをアレンジし、取り外しのできるセンターテーブルを設置することで、ラウンジスタイルへ早変わりするのも魅力的だ。

10種類以上のエアロパーツを装着＆大胆にラッピングしたランクル300／M'z SPEED

数多くのエアロパーツラインナップを誇る「M'z SPEED」ブースでは、最新デモカーを5台展示。その中でもクローズアップするならば、登場間もないランクル300「LUV LINE LAND CRUISER 300（ラヴライン ランドクルーザー300）」だ。こちらは東京オートサロン2022で初披露。

装着されたエアロパーツは10種類以上と多岐にわたるが、トピックはフロントハーフスポイラー。シーケンシャルウインカーと連動して流れる仕様のLEDデイライトが装備されている。また、ボンネットセンターやテールゲートなどをマットブラックで大胆にラッピングし、アメリカンなファントムトップ風に仕上げていた。

車高アップ＆15インチホイールで力強いタフトにカスタム／Spiegel

軽カーのカスタマイズパーツを数多くラインナップし、コンプリートカーなども販売するSpiegel（シュピーゲル）のブースでは、ダイハツ タフトのカスタムカー「OTOKOMAE TAFT（オトコマエ タフト）」を展示。

“オトコマエ”の名前の通り、新作車高調「Spiegel UP BURST (アップバースト)」で車高を50mmアップさせつつ、WORKの15インチホイールを組み合わせ、力強いタフトに仕上げていた。

キャンピングカービルダーがNV200をぶった切りトラックカスタム！／AtoZ

キャンピングカービルダーのAtoZ（エートゥゼット）が展示していたのは、アルファシリーズでお馴染みのNV200バネットをトラックに仕立てた「AT-Z（エーティーゼット）」。キャンピングカーで培ったボディカットや造形の技術をアピールするようなカスタムトラックを制作。

足回りは35mmのローダウンにWATANABE（ワタナベ）定番のエイトスポークのホイールを組み合わた。さらにフロントスポイラーなどのエアロパーツを装着してローフォルムを強調。来場者の足を止めさせていた。

しっかり下げられて乗り心地の良い車高調を人気車種にインストール／FINALKONNEXION

足回りパーツを中心にエアロパーツやブレーキ、アルミホイールなど幅広くラインナップすることでも知られているFINALKONNEXION（ファイナルコネクション）。最も得意とするサスペンション開発は完全自社設計のオリジナル品で、ユーザーの好みに合わせてチョイスできる多彩なラインナップを用意していることが特徴。

同社のブースでは、トヨタ アルファード、ヤリス、カムリの3台を展示。乗った瞬間に楽しいと思う乗り心地を目指した車高調を3台にインストール。思い描いたローダウンと快適な乗り心地を実現できることをアピールした。

アメリカンポップなカラーとローダウンで街中でも映えるジムニー／KLC

KLC（ケーエルシー）では、2台のスズキ ジムニーを展示。ジムニーに20以上のカスタムスタイルを展開するHeritage（ヘリテージ）ブランドと香港のミニカーブランドERA CAR（エラカー）とのコラボレーションモデル「ERA CAR×Heritage」に注目。

爽やかなカラーリングで彩ったボディでアメリカンポップな雰囲気を演出。そしてダクトもフォグも排除したシンプルデザインのフェイスバンパーや、スタンダードな横フィンタイプのフェイスグリルなどを組み合わせ、さらにサスペンション「ROAD RUNNER（ロードランナー）」によってケツ下がりのローダウン。街中でも映えるジムニーを作り上げた。

AMG GTのワイド＆ローをさらに強調！ 地を這うような車高も可能なエアサスにも注目／MCC-Complete/Next innovation

BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、VW、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなどのインポートとカスタムを手掛けるMCC-Complete（エムシーシーコンプリート）。

同社のブースでは、メルセデス AMG GTとオリジナルブランド「Next innovation」のフロントフラップ、コンポジットカーボンオーバーフェンダーなどを組み合わせ、ワイド＆ローのスタイルを強調。また、Ploom（プルーム）のエアサスペンションを装備し、地面ギリギリまで車高を下げた。これにより走行条件に応じて自由に車高の上げ下げをおこなえるエアサスペンションの実力をアピールした。

ダイナミックなスタイリングで圧倒的な存在感のAMG GT／DESIGNWORKS

メルセデスAMG GTとGTロードスターと展示していたDESIGNWORKS（デザインワークス）のブースでは、巧みなデザインと精度の高い成型技術をアピール。

AMG GTに装着されていた「Performance Up Full Body Kit（パフォーマンスアップ フルボディキット）」は、同社オリジナルのワイドボディキット。フロントアンダースポイラーや、フロントダクトスポイラー、前後オーバーフェンダー、リアアンダーディフューザー、リアウイング、サイドステップがフルセットとなっており、AMG GTのワイド&ローフォルムを強調。ダイナミックなスタイリングで圧倒的な存在感を放っていた。

ド派手なカラーとアグレッシブなエアロカスタム＆GTマシンさながらの1087psを発揮／first

スーパーカーなどのカスタマイズを得意するfirst（ファースト）は、AMG GT3を2台展示。注目を集めていたのは、鮮やかなティファニーブルーでボディを塗装した「FIRST AMG GT3 三号機」だ。

CARBONERRE（カルボネール）のエアロキットを纏い、AMG GT PROバンパーとBC Forged（ビーシーフォージド）のホイールでカスタマイズ。アグレッシブな見た目だけではなく、sportline（スポーツライン）のECUチューニングによって、驚きの1087psを発揮するというGTマシンさながらのレーシング仕様だ。

カーボン製のエアロパーツで染め上げドレスアップしたR8／NEWING-inc

オリジナルエアロパーツやアルミホイールを開発・販売するNEWING-inc（ニューイング）のブースでは、自社ブランドのAlpilで染め上げたアウディ R8とRS e-tron GTの2台を展示。

R8は、Alpil（アルピール）ブランドのフロントリップスポイラーや、サイドディフューザー、ボンネット、リアフェンダーでボディをドレスアップ。これらのパーツはすべてカーボン製だ。またシート、ドア内張、コンソールを藍染加工を施した本革で張り替えるなど、NEWINGが得意とするインテリアカスタムのオリジナル性をアピールした。

ブラバスのコンプリート仕様！ 本格クロカンパーツまで揃えたG63／bond group＆LAGER CORPORATION

ランボルギーニ アヴェンタドールやフェラーリ 488ピスタをはじめ、数多くのスーパーカーや高級ドイツ車を展示していたのはbond group＆LAGER CORPORATION（ボンドカーズ＆ラガーコーポレーション）のブース。中でも注目したのはメルセデスAMG G63をベースにした「BRABUS ADVENTURE G63（ブラバス アドベンチャー G63）」だ。

ワイドスターボディキットやカーボン製のボンネットフードアタッチメント、LEDライト付きのウインドディフィレクターでドレスアップ。また、ルーフキャリア、リアラダー、そしてフロントバンパーに装着されたケーブルウインチなど、本格的なクロカンパーツまで盛り込まれている。さらに足元にはMonoblock HD（モノブロック エイチディー）、そして左サイドからチラリと見えるのはエキゾーストシステム。これらすべてがブラバスによって構成されたのブラバスコンプリート仕様だ。

ローフォルムに作り上げ、スタイリッシュで存在感を高める軽トラエアロカスタム／AEROOVER

エアロパーツやリアキャンバーの販売・通販・取付を行う大阪のAERO OVER（エアロオーバー）のブースでは、ダイバツ ハイゼットトラック、ハイゼットトラック ジャンボ2台、ジムニーシエラの計4台を展示。注目は軽トラにエアロを装着するムーブメントを作るキッカケとなった25年ぶりのブランド復活となる「K-TRIDER（Kトライダー）」のエアロパーツだ。スタイリッシュな見た目ながら、日常でも使えるカスタム軽トラックを目指したという。

グレーパールのハイゼットには、フロントスポイラー、サイドパネル、リアコーナーパネル、リアデュフューザー、オーバーフェンダー、ルーフウイングなどのKトライダーのボディキットでドレスアップ。さらにAEROOVERオリジナルの車高調と、逆反り感が高くインパクト絶大なホイール「KFW Mモーション（ケーエフダブリュー エムモーション）」を組み合わせローフォルムを作り上げ、存在感を高めていた。

2代目フェアレディZ S130型をロングノーズ＆極低車高のスタイリングにカスタム／CLS

2代目フェアレディZ S130型にエアロパーツカスタムを施していたのは、カスタムファクトリーのESB（イーエスビー）のCLS（シーエルエス）ブランドだ。歴代のフェアレディZの意匠を各所に採用し、現在の技術を用いてS130型に新しいスタイルを提案したという。

フロントバンパー、サイドステップ、マッドガード、ウイング、テールガーニッシュでドレスアップ。さらに足回りには極太＆極深なESBオリジナルホイール「TC-01（F:15×10J -25 R:15×11J -35）」＆極太タイヤ（195/50）装着し、ロングノーズ＆ワイドのスタイリングをみせた。

抗ウイルス効果も長時間持続するG’ZOX「Comfort Guard」でインテリアをコーティング！／ソフト99コーポレーション

ドレスアップに欠かせないのは、ボディの美しさ。G’ZOX（ジーゾックス）の「ハイモース コート」でボディをコーティングしたポルシェ・カレラS4は、メッキパーツもホイールのロハナRFX10もピッカピカ。

インテリアもG’ZOXの「コンフォートガード」でしっかりコーティングされている。今春リリース予定のこのコンフォートガードは、レザー用とファブリック用をラインナップ。抜群の撥水・防汚効果を誇るのはもちろん、抗ウイルス・抗菌・防カビ効果も長時間持続する。新車購入時の施工がおすすめだ。

【筆者：井口豪＆MOTA編集部】