知らずに走ると危険! スタッドレスタイヤの弱点と、雨の日に気をつけたいポイントとは

  • 筆者: MOTA編集部

毎年冬になると、車に乗る方はスタッドレスタイヤの履き替えが頭に浮かぶことでしょう。降雪地域にお住まいの方は慣れているでしょうが、実は、あまり雪が降らない関東などでも必要なんです。そこでこの記事では、スタッドレスタイヤの必要性や選び方、おすすめアイテムなどをご紹介していきます!

目次[開く][閉じる]
  1. 油断大敵! スタッドレスタイヤの弱点とは?
  2. バランス良し! 氷雪上に強いスタッドレスタイヤ
  3. まとめ

油断大敵! スタッドレスタイヤの弱点とは?

スタッドレスタイヤは雪道に強い冬タイヤですが、先入観から、雪=水分にも強いという風に思ってしまいがち。しかし、雪をひっかいて走るための深い溝や、凍結路面の薄い水膜を除水する能力などは、実は普通の雨の日には逆効果になることもあります。

夏タイヤは地面との接地面が多く排水性も高いため雨に強いのですが、逆の特性を持つスタッドレスタイヤは大量の水を排水できません。その結果タイヤが路面から浮いた状態になる「ハイドロプレーニング現象」が起き、ハンドルやブレーキが利かなくなってしまうことも。雪ではないからと、つい夏タイヤの気分でスピードを出してしまうのは要注意です!

また雪であっても、積もったふわふわの新雪などは深い溝に目詰まりするなど、スタッドレスタイヤも万能ではありません。毎日のように新設が積もるような地域では、滑り止めのチェーンも携行しておくと安心です。

バランス良し! 氷雪上に強いスタッドレスタイヤ

アイス路面で安定走行!

トーヨー ガリット ギズは氷雪上に強いスタッドレスタイヤで、価格は4本セットで22,110円(155/65R14)です。トレッドの特徴として、吸着3Dサイプにより吸水性を高めるとともに、コンビネーションブロックおよびファーストエッジ加工によって全方向へのエッジ効果を高め、アイス路面での優れた制動性とコーナリング性を実現。従来品のガリット G5と比べ、アイス制動性能は10%短縮、アイスコーナリング性能は14%向上しています。

また排雪性の高い幅広スリットを設定することで、氷上だけでなく、雪が詰まりやすい積雪路やシャーベット路でも安定した走りを追求。氷上、雪上、シャーベット路と、様々な冬道でバランスの取れた性能を発揮します。降雪やみぞれ、凍結路に雪融けなどが身近な地域の方には心強いスタッドレスタイヤです!

トーヨー GARIT Giz 4本セット(155/65R14)

メーカー名

トーヨー

商品名

GARIT Giz 4本セット(155/65R14)

サイズ

155/65R14

Amazon販売価格(2020年12月10日時点)

22,110

楽天販売価格(2020年12月10日時点)

17,710

※なお交換には、上記タイヤ代以外に取付け工賃が必要です。

まとめ

いかがでしたか? スタッドレスタイヤに履き替えても、雪が降らないうちはごく普通の運転をしてしまいがちです。タイヤが変われば車の挙動も大きく変わってきますので、タイヤに合った走り方を意識して運転するといいですよ。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる