手軽に高速インターネット接続を手に入れられる車載用Wi-Fiルーターを試してみた|パイオニア カロッツェリア DCT-WR100D(2/2)
実際に車内で使ってみると
今回は新型楽ナビを装着したデリカD:5で、「DCT-WR100D」を使ってみた。
まずは動画ストリーミング再生。HDMI入力をもつ「楽ナビ」とAmazon Fire TV Stickを接続して、YouTubeやHuluなどの動画を視聴してみたが、快適に美しい動画や音楽を車内で楽しむことができた。今回は地下駐車場などで取材したため携帯電話の電波を拾うには厳しい条件だったが、映像や音声が乱れたり遅延することもなかった。「DCT-WR100D」は高速かつ接続性が高いdocomoのLTEネットワークを使用しているので、高速道路での移動やトンネル、山間部でも十分に使えそうだ。
携帯ゲーム機をつないで、オンライン対戦もストレスなくできたし、タブレットでSNSにアクセスしてフォロアーの投稿もチェックすることができた。もちろんパケット量は気にしなくていい。
またデリカD:5の後席にはHDMI入力できるリアモニターも装着されていたので、スマートフォンと「DCT-WR100D」をWi-Fi接続して、スマートフォンのYouTubeを大画面で見ることもできた。もちろんここにHDMI出力のあるゲーム機などをつないでもいいだろう。
車載専用に開発されているDCT-WR100D
ひとつ注意が必要なのは、この「DCT-WR100D」はあくまでも車載専用だということ。自車位置精度が高いと評判のパイオニアのナビゲーションを支えるセンサー技術が活かされており、車両が移動しているかどうかを判断。エンジン始動から走行までの30分、走行中、そして停車後60分の間Wi-Fiを使用することができる。停車中は状況によって30分、60分の時間制限が設けられ、これを経過すると機能が使えなくなるように設定されている。
パイオニアとしては、クルマでの移動時に、高速なインターネット接続環境を使って楽しんでほしいというわけで、自宅で据え置きは不可。
しかし一般的なモバイルWi-Fiルーターと違い、真夏は暑く冬は寒い車内の厳しい温度条件下でも、安定して動作するように設計されている。そこはカーエレクトロニクス用品を作り続けてきたパイオニア カロッツェリアならではと言えるだろう。
従来のカーナビやオーディオでも使える
今回は楽ナビ装着車で使用してみたが、カロッツェリア以外のナビやオーディオユニットでWi-Fi接続ができるものであれば、「DCT-WR100D」の使用はもちろん可能。ディスプレイオーディオでApple CarPlayやAndroid Autoなどを使っている人は、スマートフォン自体のパケットを消費せずにその機能を使うこともできるし、Amazon Alexaなども使うこともできる。
車載用Wi-Fiルーターで手軽に車内をオンライン化
「DCT-WR100D」の高速なLTE接続で車内が一気にエンタメ空間になるから、快適なドライブになること間違いなし。車内のオンライン化は、運転しているドライバーにも、そして後席で暇を持て余しているお子さんや家族にも、プラスになることばかり。
今回使ったストリーミング再生やオンラインゲーム対戦はもちろん、それ以外にも楽しめる可能性がいっぱいありそう。あなたのクルマの快適度をグッと上げる車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」で、手軽にWi-Fi環境を手に入れてみては?
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