煽っていなくても取締対象!「車間距離不保持」の検挙件数が増加
- 筆者: MOTA編集部
※画像はイメージです。
煽り運転の罰則が強化された法改正が、早ければ2020年夏にも施行される見通しだが、煽っていなくても取締対象となる「車間距離不保持」という交通違反をご存じだろうか。警視庁交通局が公開したデータによると、高速道路における道路交通法違反の取締り件数で「車間距離不保持」が5番目に多く、検挙数は13,787件にのぼる。さらに、前年の検挙数を上回り、増減率が最も増加している交通違反が「車間距離不保持」だ。
速度に応じた車間距離を保っていないと違反になる
2020年2月13日に警視庁交通局が公開した、令和元年中における高速道路での道路交通法違反の取締り件数は、「速度違反」が325,755件、「シートベルト着用義務」が152,673件、「通行帯違反」が60,775件、「携帯電話使用等」が45,672件、「車間距離不保持」が13,787件。適切な車間距離を保っていないことによる「車間距離不保持」が5番目となっている。
増減率No.1の交通違反「車間距離不保持」
上位5つの交通違反で前年を上回る検挙数となった交通違反は、「シートベルト着用義務」と「車間距離不保持」の2つ。「シートベルト着用義務」の検挙数は、前年よりも11,000件以上増加し、増減率は7.8%。一方、「車間距離不保持」の検挙数は、前年よりも約2,000件増加し、増減率は16.9%と最も検挙数が増加している結果となった。
2020年3月には、煽り運転の厳罰化が閣議決定されたこともあり、「車間距離不保持」の取り締まりが強化されたという見方もできる。
反則金9,000円!車間距離不保持とは?
道路交通法第26条(車間距離の保持)には次のように定められている。
「同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいても、追突するのを避けることができるため必要な距離を保たなければならない。」
どのような罰則になるのか?
高速自動車国道等いわゆる高速道路では、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金。一般道路では、5万円以下の罰金となる。
交通違反点数と罰則金は、高速道路等での車間距離保持義務違反は基礎点数2点、普通車の場合は反則金9,000円。それ以外の道路では基礎点数1点、普通車の場合は反則金6,000円となっている。
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