“車の運転中、自転車の危険行為にヒヤッとした” 9割強という調査結果|「免許制にしてほしい」という声も【みんなの声】
ドライバーのほとんどが運転中、自転車の“挙動”で怖い思いをしている?
健康意識が高まる中、シェア自転車等も増えており、移動に自転車を活用しようという動きが活発になってきました。特に都心部などでは渋滞知らずで移動できることから、自転車に乗る人を良く見かけます。そんな便利な自転車ですが、クルマに乗っているときには自転車の思わぬ挙動に驚かされることもありますよね。
今回は「クルマを運転中、自転車に”ヒヤッ”としたことはありますか?」という質問で、MOTAのTwitterフォロワーの皆さんにアンケートを実施しました。
Q、クルマを運転中、自転車に”ヒヤッ”としたことはありますか?
■:99%
■:1%
(投票数:225票)
驚いたことに、99%の人がクルマの運転中にヒヤッとしているようですね。
どのようなシーンでヒヤッとしたのか、皆さんの意見を見てみましょう。
皆さんの声
自転車にヒヤッとした瞬間
■数メートル前で後方確認せず、いきなり反対側車線に行こうとする自転車に怖い思いをした。
■後方確認もせず、いきなり道路を横切ってきた。
■自転車が後ろを確認せず、左路肩から右車線へいきなり道路を横断し、あと少しで轢きそうになった。
■脇道から一時停止せず飛び出してくる自転車に遭遇したとき。
■信号待ちで前輪が、車線へはみ出して止まる自転車がいて危険だった。
■歩道を通行していた自転車が安全確認もせずに車道に飛び出してきた。ドライバーは車道だけでなく歩道を走る自転車の動きにも注意が必要。
■狭い道で人通りが多く万が一急ブレーキをしかねない場所で、高校生が携帯をいじりながら自転車を漕いで自分自身の真後ろをぴったりくっついて走ってきた。同時に前を横切る自転車に遭遇・・・。
■自転車の高校生達が歩道でふざけ半分で走行中、一台がよろけて車道に倒れかかり、危うく前の車に接触しそうになっていた。
■自転車乗りながらイヤホンをしている人が増えた。危ないので本当にやめてほしい。こちらに気付いていない自転車を後ろから抜く時は対向車線にはみ出してでも間隔を空けている。間隔が空けられないときはやむを得ずホーンを鳴らす事も。
■大きな道路で、信号が青になった途端に自転車が横断歩道をのんびり渡り初めて、車に轢かれそうになるとその車を睨んでまたのんびり進み始めた時はヒヤッとしたというか、自転車がとても怖かった。
自転車の免許制を望む声も
■今路上でダントツで危険なのは無謀運転の自転車なのではないか。さっさと免許制にして欲しい。
■自転車にも免許があってもいいと思う。
調査を終えて
調査の結果、運転中に自転車でヒヤッとさせられた人の割合は、回答者の99%という結果になりました。いままで自転車にヒヤッとさせられた経験がない人も、今後免許を取る人も、クルマを運転していれば自転車の挙動にヒヤッとさせられると思って、注意して運転してほしいですね。
自転車だけでなくドライバーも守る“かもしれない運転”
普段クルマを運転している人であれば、車線変更で周囲を確認する、一時停止では止まるといった安全確認は当たり前のこと。
しかし、自動車免許を持たない人や自転車に乗っていて怖い経験をしたことがない人にとって「この道路ならクルマも少ないから確認せずとも渡って大丈夫だろう」などと、“慣れ”が出てしまうものです。罰則を設けたり、講習等による啓発活動を行ったとしても、慣れによって安全意識は薄れていくもの。そこでドライバー側が“かもしれない運転”の意識を高め、自転車に乗る人とドライバーである自分自身を守っていかねばなりません。
そこで“かもしれない”の再確認のため、皆さんの声から頂いた経験談をもとに、運転中の“ヒヤッ”をまとめてみました。
■車道を走っている自転車が、対向車がいなくなったタイミングで突然道路を横断する
■歩道を走行していた自転車が車道に突然飛び出してくる
■一時停止を守らずに、道路を直進・右左折をしてくる
■信号無視をして、道路を横断してくる
■前を走る自転車が転倒し、轢きそうになる
上記のような突然の横断や転倒は、挙動や条件によってある程度は想定できるもの。しかし、逆走(夜間の無灯火の場合もあり)や荷物満載で不安定、“ながら”運転、傘さしで前が見えていないなど、法律を守っておらず想定の出来ない動きをする自転車もいるものです。
危険運転をする自転車に法律を守ってもらうのは勿論ですが、まずはドライバー側も「1トン以上の鉄の塊を動かしている」という意識を忘れてはいけません。自転車が走行しそうな道路や飛び出しが想定される交差点などでは可能な限り速度を落として走行し、最悪の場合でもお互いが大けがをしない・命を失わないように安全運転を心がけていきたいですね。
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突然の飛び出しや無灯火の自転車などは、注意をしていても人間の能力だけでは回避が難しいものもありますが、それをサポートしてくれる安全支援機能の技術も進化してきました。
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歩行者・自転車を感知する安全支援機能を搭載したクルマに乗ることをも、安全対策の一つになるはずです。自転車にヒヤッとしたことがあるドライバーの皆様は一度検討してみてはいかがでしょうか。
【毎週火曜日・土曜日は、クルマにまつわる質問を調査する連載「みんなの声」をお届け! 次回もお楽しみに】
[筆者:モータ編集部]
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