凍った湖の上で氷上ドライブの“いろは”をお勉強! 「2019 iceGUARD6 & PROSPEC Winter Driving Park」今年も開催(3/3)
- 筆者: 磯田 薫
- カメラマン:オートックワン 編集部
参加者の感想その1:SPYDERさん・まあちゃんさん
金色のホイールが印象的なダイハツ キャストで参加したのは、SPYDERさんとまあちゃんさん。
今回で2回目の参加となったSPYDERさんは、この氷上走行の魅力を「雪であれば路面をしっかり捉えるが、氷ではそうはいかない。雪から氷へ横切るタイミングでミューが変化していくのが面白いです」とコメント。
また「氷上では軽自動車でもオーバーパワーなくらい。車種の特性を楽しめたり、愛車のことをより理解できるのもいいですね」と語っていただきました。
まあちゃんさんも、普段運転すること自体あまりないというものの、氷上という非日常の路面でのドライブを楽しまれている様子でした。
参加者の感想その2:近さん
今回が初参加という近さんは、ホンダ トルネオ ユーロRでイベントに参加。去年は抽選に外れたということもあり、念願のイベント参加となりました。
高速道路で降雪地域を走行した経験もあるものの、「高速道路は除雪が行き届いているから感覚が全く違いますよね」とコメント。愛車のことをより知れる貴重な機会となったようです。
参加者の感想その3:ZC6D-KAIさん
関西エリアから参加されたZC6D-KAIさんが持ち込んだのは、リアウイングが印象的なスバル BRZ。購入してから3年ほど経ったといいます。
実は、2年前にも同じBRZで本イベントに参加されたZC6D-KAIさん。その時は氷上で自分の思うとおりに運転できなかったそうです。しかし、その後サーキットでの走行会で経験を積んだことで、今年は前よりも良く走れているとコメント。本イベントは自分の成長度合いを理解する機会にもなっていることが窺えます。
参加者の感想その4:姫路のM3さん
BMW M3を会場に持ち込んだのは、姫路のM3さん。以前別のイベントで氷上走行を経験したことがあったそうですが、本イベント自体は初参加とのことです。
イベントの感想は「非日常な感覚を味わえるのが楽しい。どれだけ高性能な車でも、物理の法則に従うんだな、ということを実感できました」と、ハイパワーなBMW M3オーナーならではの意見を語られました。
参加者の感想その5:丹羽さん
最後に話を伺ったのは、アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオで参加した丹羽さん。本イベントへは初参加だったそうですが、鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎなどでの走行会に参加された経験はあるそうです。また、ジュリアの他にポルシェ 911 GT3 RS、シボレー コルベット、フォルクスワーゲン ルポ GTIカップカーも所有しているといいます。
参加された感想をお聞きすると、「とにかく滑る滑る。なかなかスピードが上げられない。アスファルトと氷上は異なるので、より繊細な操作が必要だが、意識してもできないときもある」とコメント。「抽選に当たったら来年も参加したい」と楽しんでいる様子でした。
大盛況だった“オトナの雪遊び”、来年の開催も待ち遠しい!
このように、普段体験できない非日常を味わうことができた「2019 iceGUARD6 & PROSPEC Winter Driving Park」。毎年恒例となっていることから、来シーズンも開催されるものと見られます。
普段、氷上で走行する機会はとても貴重。その上「滑っても良い」環境など滅多にないといっていいでしょう。安全運転のため、そしてドライビング技術向上のために、次回の参加を検討してみてはいかがでしょうか。
本取材のお供 スバル レヴォーグをご紹介
最後に、今回のイベントで用いたスバル レヴォーグを改めてご紹介します。
今回用いた仕様は、1.6リッター直噴ターボエンジンが搭載されたもの。1.6リッターという排気量は、この車格ではやや小さめではあるものの、それを感じさせない加速性能が印象的です。オートックワンのオフィス(東京・港区)から女神湖までの道のりでも、高速道路の合流・追い越しなどで威力を発揮。高速道路に不慣れなドライバーでも安心して走ることができるという意味で、ファミリーカーとしても優秀だと感じました。
「SI-DRIVE」をスポーツモードにすることでより鋭い加速を楽しめますが、通常のモード(インテリジェントモード)でも十分に速いことから、普段はこちらで十分ではないでしょうか。
また、搭載されている運転支援システム「アイサイト・ツーリングアシスト」は、アクセル・ブレーキだけではなくステアリング操作のサポート機能もあるなど、長距離ドライブでのサポート機能が充実。疲れにくいだけではなく、安心して移動することができます。
なお、燃料指定はレギュラーガソリン。思う存分過去“雪遊び”した後でも懐が傷まない、氷上ドライブに最適なクルマとなっています。
[筆者:磯田 薫(オートックワン編集部) / 撮影:オートックワン編集部]
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