遂に謎解明! 人気ボードゲーム「人生ゲーム」に欠かせない”3列シート6人乗り”のあのクルマを徹底調査

  • 筆者: 小鮒 康一
  • カメラマン:小林 岳夫・株式会社タカラトミー

50周年を迎えたロングセラーボードゲームにまつわるクルマネタを調査せよ!

おそらく多くの人が遊んだことがあり、ほとんどの人が名前くらいは知っているであろう超有名ボードゲームの「人生ゲーム」。1960年にアメリカで「THE GAME OF LIFE」という名前で誕生したこのゲームは、1968年に日本で「人生ゲーム」という名前を付けられてデビューしている。そして今年2018年はそれから50周年を迎える節目の年となったというわけだ。

1968年の登場から50年で累計1500万個が販売されたという人生ゲーム。これはおよそ3世帯に1個の割合になるというから、知名度の高さもうなずけるというものである。また、50年の歴史の中でスタンダードな人生ゲームは数回改良がなされて現在発売されているのは7代目となり、それ以外の派生商品も併せると61商品もの人生ゲームがリリースされているのである(市販品のみの数値)。

日本人にも馴染み深いすごろくにも似た人生ゲームだが、一番の違いは最初にゴールした人が勝ちではなく、最終的に一番お金を稼いだ人が勝ちという、まさに人生を具現化したようなルール。しかも、勝つのに一番大切なのは良いタイミングで良い出目を出すという“運”が一番大切というのも、どこか実際の人生と同じような気がしてオジサンは胃が痛くなってしまうのである。

オジサンの胃痛はさておき、運が左右するゲームという点も大人から子供まで一緒になって楽しむことができる重要なポイントであり、だからこそ50周年を迎えるロングセラーになったということだろう。

>>人生ゲーム日本発売50周年を振り返る(画像14枚)

人生ゲームのコマのモチーフは?

そんな人生ゲームの中で、クルマにまつわるポイントとして切っても切れないのがプレイヤーの”コマ”だろう。家族が増えたら人を模したピンを刺していくあのコマこそ、自動車をかたどっていたのである。

前述のようにアメリカで生まれた人生ゲームらしく、初期のタイプのコマをよく見てみると大きなテールフィンが付き、オーバーライダー付きのバンパーを装着するなど“いかにもアメ車”といった佇まい。1960年にアメリカで発売されたことを鑑みると、1950年代のキャデラックやリンカーン辺りがモチーフになっていそうである。

コマのデザインが新しくなったのは1990年に登場した4代目人生ゲームから。すでに3代目人生ゲームから日本独自の進化を遂げていたが(それまではアメリカ版の直訳だった)、4代目でイラストが写実的なものから抽象的なものに変更したタイミングだった。

このデザインは現行の7代目まで継続採用されているが、そのルックスはそれまでのアメ車っぽいものから大きく変更され、丸目のヘッドライトを備えたドイツの高性能スポーツカー的なものに。といっても3列6人乗りのレイアウトは変わっていないので、あくまで“風”であることに変わりはないだろう。

ちなみにスタンダード版以外のものでもコマのデザインが変わっているものがあり、今年2018年の3月に発売されたばかりの「人生ゲーム タイムスリップ」ではフロント部分に時計が装着され、アメリカの某SF映画のタイムマシンのようにタイヤが寝かされている(鬼キャンではない)。

また、そのコマたちが走り回るコースの総延長距離は4.5万キロとなり、地球一周分を超えている計算となる。これは人生ゲームのコース平均(長さ3m)×1500万個(販売個数)から導き出された数字であり、実際にコースを走り回った距離はこれの数倍以上であることは間違いないだろう。

自動車メーカーとのコラボ人生ゲームも

人生ゲームは販売された61種類の他にも、企業とのコラボで誕生したものが存在している。その多くがノベルティなどで一般に市販されるものではなかったが、中には自動車メーカーとのコラボしたものも存在している。

こちらの「STEP WGNオリジナル人生ゲーム」は、その名の通りホンダのステップワゴンとのコラボ人生ゲームで、2007年に行われたキャンペーンの当選品だったものだ。パッケージはもちろん、コマもしっかりステップワゴンの形になっており、ボードのマス目もステップワゴンに纏わるものになっているなど芸が細かい。自動車関連コラボとしては他にもトヨタカローラ店とのコラボや神奈川日産とのコラボがあるようである。

このように、実は自動車ともかかわりの深い人生ゲーム。せっかくなのでこの50周年という節目の年にみんなでワイワイと楽しんでみるのもいいのではないだろうか?

[Text:小鮒 康一/Photo:小林 岳夫・株式会社タカラトミー]

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小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

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