EVフェスティバル2009 レポート(1/3)

EVフェスティバル2009 レポート
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EVフェスティバル2009 レポート

Japan EV Festival 2009(第15回日本EVフェスティバル)が11月3日・文化の日に、茨城県 筑波サーキットで開催された。

当日の朝は寒波の影響で、気温は5度程と真冬並みの寒さ。だが、午前8時からメインコース・スタート&フィニッシュライン付近で行われた開会式には数百人もの参加関係者の熱気に包まれていた。

そのなかで、大会委員長で日本EVクラブ会長の舘内端氏が開会の弁を述べた。「政権も変わり、今年は例年以上にEVへの注目が集まっている」と、EVの明るい未来を示唆。

今年の大会内容は、メインコースで行われるレースカテゴリーが2つ。ひとつは、ERK(Electric Racing Kart)の30分耐久レース。その前に、同カテゴリーによるフィギュア競技、「美走選手権」を行われた。参加総数は20台強で、参加者はダイハツ、三洋電機(チームGAIA)、横浜ゴムなど自動車産業や企業による有志チームの他、工業高校や大学、自動車専門学校のチームが主体だ。

また、ガソリン車をEVに変装する、コンバートEV車の1時間ディスタンスチャレンジには、24台が参加。こちらもERK同様に企業や学校、日頃GT選手権を戦っているチームも参戦した。

また、ピット裏のパドックエリアでは終日「環境EXPO」と称して、自動車メーカー、蓄電池メーカー、タイヤメーカーなどがブースを出展し、各社のエコビジネスをアピールした。

さらに、自動車メーカーによる、エコカーサーキット試乗会も開催。自動車ジャーナリスト(またはメーカー関係者)が操るエコカーに、来場者が先着順で同乗走行した。参加車両は、トヨタ・プリウス、ホンダ・インサイト無限仕様、レクサス・HS250h、三菱i-MiEV、日産ハイパーミニ、日産ティーダEVテストカー、メルセデスベンツS400Lハイブリッド、マツダ水素ロータリーハイブリッドだ。

その他では、ERKやフォーミュラEVによる、最速EVデモンストレーションを実施。横浜ゴムがサポートするERKは1分4秒台という高記録をマークし、会場内から歓声が上がった。

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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