テスラ、東京ショールームで「モデルS」のシャーシ/コンポーネントを公開
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北米で納車が開始されたテスラのEV第2弾「モデルS」、日本での発売は2013年か!?
テスラモーターズは、東京 南青山にあるテスラ・東京ショールームで、6月22日に北米において納車が始まった新型車「モデルS」のシャーシ/コンポーネントを公開した。
「モデルS」は、同社の「ロードスター」同様100%EV(電気自動車)で、スポーツカータイプのロードスターに対してモデルSは7人乗り(大人5名+オプションの後ろ向きシートに子供2名が乗車可能)の4ドアセダンとなる。
モデルSは、スタートから4.4秒で97km/hまで加速するパフォーマンスを持つ。最高時速は208km/h。
バッテリーは85kWh/60kWh/40kWhの3タイプから選択でき、85kWhバッテリーでの航続距離は480kmと、現在量販されている電気自動車のなかでは最大の航続距離を持っている点は他社のEVよりも一歩進んでいると言える。
充電については、120vと240vのコンセントで充電することができ、さらにテスラ独自の急速充電規格「テスラ スーパーチャージャー」を使えば30分で50%の充電が可能という。
「テスラ スーパーチャージャー」は今後北米で配備が進む予定となっている。 気になる日本の急速充電規格「CHAdeMO」への対応については、変換プラグなどを用意する予定とのことだ。
日本での具体的な販売開始日は「来年以降」ということのみで、価格も未だ決まっていない。ヨーロッパとアジア向けに右ハンドル仕様の「モデルS」が2013年中旬頃から納車開始予定なので、うまく事が運べば来年に日本でもモデルSが販売される可能性がある。
北米でのモデルSの価格は、40kWhバッテリーを積んだベースモデルで$49,900(60kWhモデルは$59,900、85kWhモデルは$69,900)と、ロードスターよりもかなり割安となっている。
エクステリアやスペックともに実に魅力的な「モデルS」だが、問題は「生産」だ。
同社では年内に5000台を生産したいとしているが、現在までの生産台数は未だ100台程度。
予約受注はすでに1万台を超えていることや、これからヨーロッパやアジアでの販売開始にあたり、さらなる受注増が予想されるなか、生産効率をどう上げていくのかが同社における当面の課題となってくるだろう。
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