スマートed 新型車発表会速報
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
スマートにEV参入いたします!
いよいよスマートのEVが日本へやってきた。
その名もElectoric Driveの頭文字をとった「スマートed」。実は日本は7番目の導入国となるこのスマートedは、エネルギー容量16.5kWhという米国テスラ社製のリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は135㎞をマークする。
この航続可能距離は、かなり控えめな数値らしく、モナコから135㎞走った時点でのバッテリー残量は、20%程度も余っていたというから実にお見事な数値だ。
乗車定員はこれまでのスマートと同様で2名乗車は変わりなく、最高速度は100㎞/h、0~60㎞/h加速は6.5秒(最高出力30kW/41hp、120Nm)というスペック内容で、充電時間は200ボルトで8時間、100ボルトで16時間を要する。
ちなみに今回、東京の表参道ヒルズで行われたお披露目では、あくまで「日本での市販に向けた実証テストを本日からスタートさせる」という内容の発表イベントであり、おまけに欧州自動車メーカーとしては初の日本での実証テストとなる模様で、テスターは一般者からも募集するとのこと。
この実証テストに使用される車両については、まずは3台でスタートし、2011年以降は10台以上の規模に拡大させるとのことだ。来年の秋頃には公官庁や企業へ向けたリースも展開していく予定だということで、三菱i-MiEVとの熾烈な争いにも注目だ。
今回の発表イベントでは、この度マイナーチェンジを行ったスマートフォーツーmhdも同時にお披露目された。
新たにメタリック系とグリーン系のボディカラー2色を追加し、新デザインの15インチ6スポークアルミホイール&ワイドタイヤを装着。他にはインテリアのダッシュボードデザインを変更し、カブリオレにはオプションでステアリングパドルシフトも用意される。
燃費性能も先代より約2%の向上を達成しておりリッター23.5㎞/Lをマーク。同時に輸入車として初めてCO2排出量99g/kmを実現するなど、かなり手を入れたマイナーチェンジだ。
そして購入者への保障に関しても見直しが行われ、その内容は距離制限を廃止したこと。それは従来の初年度登録から3年もしくは走行距離4万㎞という内容を、3年走行距離無制限へと変更を行ったのだ。つまり3年間ならどれだけ走行距離が伸びても保障範囲になるという嬉しい内容なのだ。
クルマというより、単純にシティコミューターとしての存在と機能を追求し続けるスマートブランド。スマートedの日本導入により、ますますこの国でのEV活性が勢いを増してくるのではと感じた、今日この頃である。
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