中古車に新品のプレミアムタイヤを履かせてみたら・・・/「ブリヂストン REGNO(レグノ)GR-XI・GRVII」レポート(4/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:小林岳夫・茂呂幸正・オートックワン編集部
2mのドラムを回転させてタイヤの状態を計測するのだが、何と設定速度が400km/hまで対応している。ちなみに世界には似た測定装置があるようだが、どれも低速でしか計測できないそうだ。計測時はタイヤにかかる荷重はもちろん、スリップアングルやキャンバー、駆動力や制動力をかけることが可能となっている。
回転ドラムに内蔵された超小型センサーで縦方向には1/3mm、横方向には1mmという非常に細かい状態でタイヤ接地反力を計測、センサーとタイヤの位置を同期させ、収集データを合成することで、高速走行時の路面挙動を再現。これらの技術によって高速走行時にトレッドパターンがどのような状態なのかを正確に可視化できるそうだ。
ちなみにアルティメット アイは再現性にも優れ、あるサーキットを1周する際のタイヤの状況・状態を全て再現可能で、実際の走行と合わせて問題解決も行なえるという。
プレミアムタイヤの「見えない性能」にこそ大きな価値がある
タイヤはどれも「黒くて丸い」が、見えない部分の性能はこれら最先端の開発環境で鍛えられている。
タイヤは路面とコンタクトする唯一の部品であると同時にクルマの性能を左右する機能部品であることからこそ、交換する際には、安さだけでなく“見えない性能”にもシッカリと気を使ってほしい。
[レポート:山本シンヤ]
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せっかくのプレミアムタイヤ、装着するなら専門店がオススメ
今回、REGNOの交換に訪れたのは、人気の東京・湾岸エリア「豊洲」にこだわりのお店を構える「COCKPIT TOYOSU」(コクピット豊洲)だ。
COCKPITはブリヂストンが全国展開するカー用品専門ショップで、タイヤに対するこだわりはもちろんのこと、ホイール、サスペンションからスポーツシート、オーディオに至るまで、クルマに関してあれこれお任せ出来る「カスタマイズのコンシェルジュ」として定評がある。実際に作業を見学させてもらったが、タイヤを車軸のど真ん中に装着させる専門技術「センターフィットサービス」(特許取得!)をはじめ、アライメント調整など、ひとつひとつ確実・丁寧な仕事ぶりが光る。
タイヤ交換は、作業次第でその後の快適性にも差が出てくる繊細なもの。せっかくのプレミアムタイヤなのだから、履き替えもこだわりのショップで行いたいところだ。
[レポート:オートックワン編集部]
◎COCKPIT TOYOSU(コクピット豊洲)
■住所:東京都江東区枝川1-2-3/電話:03-5665-6985/営業時間:10:00~19:00/定休日:水曜日
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