中古車に新品のプレミアムタイヤを履かせてみたら・・・/「ブリヂストン REGNO(レグノ)GR-XI・GRVII」レポート(2/4)
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- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:小林岳夫・茂呂幸正・オートックワン編集部
いいタイヤでもっと♪ゴキゲンワーゲン
ハンドリングは元々の走りの良さはそのままに、路面の凹凸を超えた時のショックは確実にマルくなったのと、操舵の際の応答性にいい意味で「心地よいダルさ」がプラスされている。しかし、シャランの持つ直進安定性やレーンチェンジでのクルマの動きの収束の良さは不変で、ワインディングなどのハイスピード領域でも安心感は高い。
GR-XI同様にGが一気に立ち上がるのではなく、ジワーっと粘り限界も掴みやすい特性は、“一般ユーザーが日本の道を普通に使用する”と言う意味での乗りやすさは、確実に向上している。
一般論では「いいクルマはタイヤに頼らない」と言われるが、パサートもシャランもタイヤの交換だけでここまでクルマが変わる。つまり、新旧問わず「ゴキゲンワーゲン♪」になってしまう…と言うわけだ(笑)。
[秘密だらけなタイヤ開発の現場に「突撃取材」!・・・次ページへ続く]
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