ポルシェ 911 GT3 海外試乗レポート(2/4)
- 筆者: 河村 康彦
- カメラマン:ポルシェ・ジャパン
新型GT3は、一新されたリアスポイラーが大きな特徴
前項で述べたように、エンジン排気量のスケールアップが一番のホットニュースと紹介出来る最新のポルシェ 911 GT3。
新型モデルは、空力性能をさらに向上させるために用いられた新しいデザインのリアスポイラーや、前方への突出量を増したチンスポイラー付きのフロントバンパーなど、ポルシェ・フリークが目にすればその外観上から識別が可能である。
実際、新デザインの空力パーツを身に纏った新型ポルシェ 911 GT3は、従来型に対し2倍以上ものダウンフォースを得る事に成功しているという。
そして、その効果は現実にアウトバーンの走行で明確に感じられるほどの大きさでもあるのだ。
カレラ・シリーズに対して後席が取り払われ、“2シーター・デザイン”へと走りに徹したインテリアは、従来型同様にスパルタンな雰囲気をアピール。
ちなみに、排気量アップにも関わらずタコメーター上に引かれたレッドラインは、従来型の8,400rpmから今度は8,500rpmへと、100rpmのアップが図られている。
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