プジョー 508 試乗レポート/松田秀士(1/3)
- 筆者: 松田 秀士
- カメラマン:オートックワン編集部
プジョーの新たなフラッグシップモデルとなった「508」、その実力の程は!?
フローティンググリルと呼ばれる大きな開口部のグリルが、ここ最近のプジョーっぽさ、昨年デビューした記憶に新しい3008などを思い起こさせる。
もう一度よく眺めてみると、308もRCZもプジョーラインナップはみんな大口化がアイコンのようだ。大きな口って妖怪キャラの定番だが、プジョーの場合はなんと上品にまとめあげているのだろう。
プジョーによると、508はプジョーデザインの新しい方向性を提示した初の量産モデルとのこと。
確かに、フロントグリルだけではないボンネットからトランクまで、或いはリアゲートルーフまで流れるようなラインが、エレガントでありながら力強さも秘めたシルエットだ。これはコンセプトカー「SR1」の影響をはっきりと示唆している。
さて、その508は日本においては407の後継と考えてよいだろう。実は408というモデルも存在するのだが、これは中国で発売されており308がベースのモデルだ。
実は508は、407と入れ替わる形で日本への導入を終えた607の後継モデルでもある。つまり、プジョーのフラッグシップモデルとなったわけだ。
インテリアはフラッグシップモデルに相応しい豪華なもの、と言いたいが、個々を眺めるとそれ程特別な作りではない。しかし、そのパッケージの中に身を置いたときに、どれを取っても安っぽく見えないところがプジョーデザインの技だろう。
後席にもエアコンコントローラー(全車標準装備)が採用され、リアを独立させてOFFにすることができる。もちろんこれもエコのためだ。
では、次ページからはその508の実力の程を見ていくことにしよう。
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