NISMO、グローバル新本社を公開 -ゴーンCEO、NISSAN GT-R NISMOを1年以内に発表と明言-
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ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(以下ニスモ)は、神奈川県横浜市鶴見区にある同社の新本社を報道陣へと公開した。
新本社の特徴ある外観は、日産のデザイン部門が世界のモーターショーにおいて日産のブースデザインを手がける「片山デザインスタジオ」の協力により設計されたもの。
伝統的な日本の“刀”に象徴される、緻密に磨き抜かれた感性と卓越した技術が表現された建物のデザインは、ニスモ社が持つスタイリングと一貫性のある造形となっている。
また、ニスモグローバル新本社では最大8台のクルマの展示が可能なショールームに加え、大森ファクトリー、レースカー整備場、工作室、研削室、カーボンコンポジット、部品庫等をワンフロアに集約することで、作業効率が格段に高められた。
広大なショールームと、最新の設備を持ったニスモ グローバル新社屋。
だが、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(株)代表取締役社長の宮谷正一氏は、「鶴見の社屋は新しいですが、我々のスピリットとしては新しい場所に“移ってきた”というよりも“戻ってきた”という感を強く持っている」と語る。
宮谷氏はその理由として、80年前に日産自動車がこの地で第一歩を歩み始めたこと、また510ブルーバードやS30フェアレディZなど今日まで熱狂的なファンに愛され続けている象徴的なクルマの誕生の地であること、鶴見は戦後から厚木の日産テクニカルセンターが創業されるまで、開発部門の総本山とも言うべき場所であったことを挙げた。
ニスモ グローバル新本社のオープンに先駆け、日産自動車(株)代表取締役社長 兼 CEOのカルロス・ゴーン氏も登壇。
ゴーン氏は、ニスモによる次の新たな1ページとして“グローバル化”を掲げ、新商品を拡充することで全ての人に“ワクワク”を提供する日産の評判をさらに強化したいとする。
そんなニスモが手掛ける新しいロードカーの第1弾は、オートサロン2013で発表された「ジュークNISMO」。
直系ワークスチューンの真価を実感できる走りが楽しめるというジュークNISMOは、まさに“ワクワク”を提供してくれる。ジュークNISMOは欧州と日本国内ではすでに販売中で、来年にはアメリカでも発売予定となっている。
ジュークNISMOは近日、国内で試乗会が開かれる予定で、オートックワンでも早期に試乗記を掲載予定なので楽しみに待っていて欲しい。
ニスモのロードカー第2弾は370Zで、今月初めに世界デビューを果たした。そして、ゴーンCEOはさらにGT-RのNISMOバージョンを出す予定があるかどうかについて「Yes」と答えた。
ゴーンCEOは、GT-R NISMOについて
「ここ12ヶ月以内にGT-R NISMOをご覧になり、乗って頂けるようになることをお約束いたします。ニスモのロードカーラインナップが拡充していくなか、GT-Rを外すことは考えられません」
と、1年以内にGT-R NISMOを発表すると明言した。
ニスモ新社屋のショールームは、3月1日(金)から一般公開される。
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