日産 スカイラインクロスオーバー 試乗レポート/松田秀士(3/3)
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- 筆者: 松田 秀士
- カメラマン:島村栄二
ちょっと贅沢、かつ個性的に楽しめるクロスオーバー
ヒップポイントは610mmとクーペ対比で115mm高くセッティングされている。着座すると、ダッシュボードが低くアイポイントは予想以上に高い。
ただし、その分前方視界はSUV随一といえるほどに良い。ダッシュパネルトップとAピラーの形状がマッチしているので、左側の車幅感がつかみやすい。
さらに、ロングノーズだから前端の位置感覚を懸念したが、アラウンドビューモニターで時々確認することですぐに感覚として捉えることができた。
シートは、膝の裏が少し盛り上がっていて走り始めに違和感を覚えたが、すぐに馴れ逆にそのサポートがあることで腰を含めた下肢がリラックスしていることが分かった。
SUVとしてドライビングポジションに対する考え方は高く評価できる。走りこめば走りこむほどに、クルマの感覚が身体に染み込んでいくことを感じ取ったからだ。
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