【日本にない日本車】 「日本にない日産車」が増える理由とは ~NISSAN360レポート~/桃田健史(1/4)

  • 筆者: 桃田 健史
  • カメラマン:桃田健史/日産自動車
【日本にない日本車】 「日本にない日産車」が増える理由とは ~NISSAN360レポート~/桃田健史
【日産360】INFINITI Q50[日本名:スカイライン] 【日産360】INFINITI Q50[日本名:スカイライン] 【日産360】INFINITI Q50[日本名:スカイライン] 【日産360】INFINITI Q50[日本名:スカイライン]と筆者の桃田健史さん 【日産360】INFINITI Q50[日本名:スカイライン] 【日産360】INFINITI Q50[日本名:スカイライン]とF1ドライバー、セバスチャン・ベッテル選手 【日産360】INFINITI Q50[日本名:スカイライン] インテリア 【日産360】INFINITIの特設ブース 【日産360】INFINITI ESSENCE(インフィニティ エッセンス) 【日産360】INFINITI Ethrea(インフィニティ エセレア) 【日産360】INFINITI EMERG-E(インフィニティ エマージ) 画像ギャラリーはこちら

「日本にない日本車が増える」ワケとは?

【日産360】会場となったアメリカ海兵隊エルトロ基地跡

アメリカ海兵隊エルトロ基地跡で開催された「Nissan 360」(2013年8月19日~9月15日)。

世界から約800人の報道陣、加えて約700人のディーラー関係者等、合計1500人が参加する一大イベントだ。世界160ヵ国に64車種を展開する日産の「走るショールーム」。

すなわち「日本にない日本車」のテンコ盛りだ。

【日産360】「日産 パスファインダー ハイブリッド」[北米市場向け]

日産ブランドで試乗の一番人気は、今年夏に発売された北米「パスファインダー・ハイブリッド」。4気筒2.5リッター+スーパーチャージャー+ジャトコ製「CVT8ハイブリッド」を搭載。30分間の市街地ドライブ、45分間のフリーウエイドライブ共に予約が一杯だった。

インフィニティは、米国2014年モデルからセダン系「Q」、SUV系「QX」に刷新。「Q50」(日本のスカイライン)を含めてフルラインアップ。

■参考:インフィニティ Q50(日産 次期スカイライン)試乗レポート/国沢光宏 [2013年9月19日]

また、残念ながら展示のみだったのだが、中国・東風汽車と共同開発の小型車「啓辰(ベヌーシア) D50」も登場した。

■参考:【北京ショー2012】日産の中国専用ブランドに早くもEV「啓辰 e コンセプト」登場 ~日本にない日本車 特別編~[2012年4月25日]

【日産360】インド・アショック レイランド「DOST」【日産360】GT-Rのパワートレインを積んだモンスター!「日産 ジュークR」[英国日産製]

商用車エリアでは、インドのアショック・レイランドと共同開発の商用小型トラック「DOST」。3気筒ディーゼルターボを搭載。車内は新興国向けに、”かなり簡素”な造りだ。

そして全長2.5kmのハイパフォーマンスコースでは、「JUKE-R」が人気。「GT-R」を完全移植した545馬力、価格65万6400ドル(約6500万円)を全開走行した。

■参考:日産 ジュークR 試乗レポート/河口まなぶ[2013年9月17日]

こうした「日本にない日本車」とは真逆で、欧米人たちにとっては「アメリカにない日本車」、「ヨーロッパにない日本車」に興味津々。その筆頭が軽自動車だろう。また変わり種では、「セドリックタクシー」も試乗できた。

【日産360】「日産 ジュークR」[英国日産製]【日産360】GT-Rのパワートレインを積んだモンスター!「日産 ジュークR」[英国日産製]【日産360】GT-Rのパワートレインを積んだモンスター!「日産 ジュークR」[英国日産製]【日産360】日産 セドリックタクシー[日本向け]【日産360】日産 NV100 クリッパーバン

カリフォルニアで3日間じっくり、「日本にない」または「日本にある」日本車たちを一気に体験することで、世界市場全体を肌身で感じることができた。そして、こう思った。

「結局、これから先、日本にない日本車は増えるんだな」

そうした気持ちに至るまでの流れを、ご紹介しよう。

[次ページへ続く]

1 2 3 4 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 スカイラインの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 スカイラインのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 スカイラインの中古車検索 日産の記事一覧 日産 スカイラインの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 スカイラインのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる