日本版コンシューマレポート-日産 セレナ ユーザー試乗レビュー-(2/6)

日本版コンシューマレポート-日産 セレナ ユーザー試乗レビュー-
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角さん曰く。

「(ボディデザインについて、ステップワゴン、ノア/ヴォクシーに対しては)まあ、5ナンバー枠があるので・・・。全長4.7m、全幅1.7mという競争条件は一緒です。そのなかで、いかに広く(車内)空間を作るか。それがこのセグメントでの、競争力のカギです」

また、カッコ良さの追求については~

「ハイウェイスターの受注比率は、(3代目の)当初の計画ではセレナ全体の35%でした。しかし、モデル後半では6割近くにまで達した。(セレナを購入する際)家族の意見としては、機能では標準モデルで満足し、さらにお父さんが(ボディデザインを意識して)ハイウェイスターを選んでいるのだと思います。

(セレナのウェブサイトの他車比較で、ステップワゴン・スパーダを出しているが)これも、このセグメントでエアロ系の人気が高い証明です。新型セレナも初期需要では70%がハイウェイスターですから」

新旧「セレナ」における、エクステリアイメージのユーザーデータを比較してみる。そこから見えてくる方向性は、大きく2つだ。

それは、

①「上級志向が鮮明」

②「ユーザーがセレナを見慣れた(=セレナブランドの確立)」

①に関しては、「高級」の評価が、旧型3.3%→新型11.1%、「家庭的」は旧型56.7%→33.3%ということから感じられる。

②に関しては、「ワイルド」が旧型20.0%→新型11.1%、「大きい」が旧型36.7%→新型22.2%など。

さらに言えば、「男向き」が旧型20.0%→新型41.7%、「女向き」が旧型16.7%→新型0%となり、日産の思惑通り、お父さんのドライバーズカーというイメージが上がっている。

では、ユーザーは新旧「セレナ」の違いをどう見ているのか?以下回答では、インテリア、走りへの指摘も多い。だが、外観デザインに対する評価もかなり多いので、この項で紹介する。

設問: 「 旧型と比べて 『 良くなった点 』 、また 『 期待はずれだった点 』 は何ですか? 」

・室内が広くなった様に思う (ヤマグチさん 大阪府)

・室内の質感が上がっている。エンジンパワーについては前回と同様不足感がいなめない (ハッシーさん 高知県)

・コーナリングの際のしっかり感が大幅に向上している点 (ヒガシタニさん 福井県)

・メータパネルのデザインがとても良くなった。シフトレバーはゲート式の方が良いと思う (ナナさん 山形県)

・インテリア、特にメーターデザインがいい (nqi11455さん 群馬県)

・後部ウィンドウのブラインドはとてもいいです (izu00126さん 群馬県)

・スタイルがスポーティーになった (レオゴンさん 大阪府)

・デジタルメーターは賛否両論あると思うが、全体的にメーター周りが今風になった。3列目シートが前後にスライドしなくなった点が残念 (さくらさく×2さん 岡山県)

・アイドリングストップの機能がいい、フロントの視界と開放感がいい (sidewaylookさん 群馬県)

・乗りごごちが全体的によくなった。期待はずれというほどでもないが、見た目の割りに内装の質感があまり変わっていない (たむたむさん 徳島県)

・内装が全体的にオシャレになっており、旧型よりかっこよく感じられた (カワセさん 福井県)

・内外装の質感。これまでよりも曲線的で柔らかい印象で、より親しめる外観、よりリラックス出来る室内になったと感じた。乗り心地も改善されていたと思う (エアチャリオットさん 東京都)

・旧型からの正常進化でサードシートを跳ね上げた状態での視界がよくなったみたいです。パワー感が全くない (はるさん 福岡県)

・乗り心地や静粛性、動力性能は格段良くなっていると感じます。一方、デザイン的にキープコンセプトで、新しさがないのは残念でした (tfkさん 神奈川県)

・旧型と比べ静かになった、外観の変化が少なくかなり期待外れだった (ユッピーさん 北海道)

・良くなった点は、やはりフロントの視界の良さだと思います。期待外れだった点は、今のところ見つかりません (ニックさん 千葉県)

・視界が良くなった (bnaobさん 大阪府)

・やはりアイドリングストップが最大の目玉である。パーキングスピードでハンドルが軽過ぎることが気になったが、すぐに慣れるもので問題はない (GONTAさん 兵庫県)

・メーターのデザインが素敵 (livereさん 岐阜県)

・良くなった点 スタート時のもたつき感が軽減されている。悪くなった点 メーターのデザインが狸の眼に似ていて見られている感が気になります (バンさん 埼玉県)

・メーターのデザインが良くなった。アイドリングストップもいい。視界が旧型と比べてよくなっている (ボン太さん 鹿児島県)

・良くなった点:直噴エンジンでアイドリングストップをすることで燃費が改善されたこと、3列目シートの収納状態。期待はずれだった点:スタイリングの変化が分からないこと (pontaさん 奈良県)

・アイドリングストップによる燃費の向上、また、停車時の静かさが非常に気に入りました。内装についてはもうちょっと素材にこだわってほしかったが、燃費、コストを考えるとしょうがないかも知れません (シマんさん 福井県)

・アイドリングストップは絶品です。期待はずれはシートアレンジをもうちょっとがんばってほしかった (マエダさん 岐阜県)

・スタイルがよくなりよかった。 走り出しの加速が物足りないです (キタナカさん 大阪府)

・低燃費であるのが経済的です (シンさん 京都府)

・デザインはよくなった (マジマさん 埼玉県)

・丸みを帯びた外観が意外と良いと思いました (テルさん 神奈川県)

・デザインがよくなった。期待はずれな点は特になし (タナカさん 京都府)

・良くなったのはアイドリングストップにより燃費が向上したこと。期待はずれは外装デザイン (シまさん 愛媛県)

・外観デザインは好きです。期待はずれはありません (Ninjaさん 徳島県)

・燃費が良さそうだった (エグサさん 広島県)

・デザインを考慮すべき (孤独なドラマーさん 岡山県)

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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