限定30台に購入希望者20倍超!オーテックジャパン創立30周年記念モデル「マーチボレロA30」出荷式(2/3)
- 筆者:
- カメラマン:ダブルクラッチ Text:ダブルクラッチ
わかる人が見てニンマリ、走ってニッコリすればよい
では、なぜオーテックジャパンの30周年記念モデルにマーチなのか。しかもボレロ。
スペックを競うなら確かに他にもベース車両の選びようもあったかもしれない。そして高らかにスペックを堅持させるのであれば、NISMOの仕事の範疇で勝負に出るという方法もあったかもしれません。
しかしそうしなかった。
オーテックバージョンのモデルには、しばしば「二度見を強いる」ようなところがあります。通常のカタログモデルでさえそう思うのです。
そういうキャラクターの延長線上のモデルとして、このマーチボレロA30のキャラクターづけはなされており、その愉しみを知る古くからのファンにはたまらない仕様、そこがこのクルマの商品性の着地点だったのではないか。そんな風に思うのです。
マーチボレロとしてはめっぽう高い税抜きで330万円という値札を付けて登場しましたが、それでも説明を聞くと、その冒頭で明らかにメーカーのビジネスとして考えた場合、割の合わない内容であることは素人でも容易に理解することができる。
そして、高い=ハイスペックというようなステレオタイプな風潮にも、今の大きな日産のグループの中でNISMOの片鱗を排したことにより、どこか斜めに見ているような節も感じます。でもそれは当然のことで、NISMOは関係ないのです。オーテックジャパンの30周年、それを祝う1台なのですから。
「わかる人が見てニンマリ、走ってニッコリすればよい。」要求性能はこれ以上でも以下でもないということ。この贅沢さは、わかりやすく超高性能な高額車を作るよりも、よほど高次元なことではないでしょうか。この贅沢さはきらびやかな宝石に勝るとも劣らない、貴重な玉を加工した、しかも、極めて慣れ親しんだ本能から「旨そう」と感動できる角煮を表現した「肉形石」のそれに通じるとは思いませんか?
工場を見学し、どういう場所で、どういう状況で、どのようにしてこのクルマが生まれたか。プロセスからそんなことが読み取れるのでした。
30台限定はおそらく「30台で勘弁して」という経営判断と、とはいえ30周年だから、「30台は存分に自社のできることをやりつくそう。」というエンジニアをはじめ、会社全体の総意に近いプライドとけじめの折衷案であるに違いありません。
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