日産 GT-R 2015モデル イラスト試乗レポート／遠藤イヅル(2/3)
- 筆者： 遠藤 イヅル
- カメラマン：和田清志 イラスト：遠藤イヅル
機能一徹のインテリアデザインも”GT-R”らしい
GT−Rは昨年エクステリアに少々大きめに手が入ったとはいえ、基本的なスタイルは2007年から変わっていません。重厚感とカタマリ感を金揃えた高い質感と、日本刀のような切れ味鋭い印象を併せ持ったデザインは世界のスーパーカーと一線を画し、日本らしさと日本車らしさに溢れています。フロントエンジン、実用性もある４人のりの3ボックスクーペスタイルの箱形スーパーカーという存在も、GT−Rの魅力と言えましょう。
インテリアも質感の向上や素材の変更など以外は登場時のままです。エキゾチックスーパーカーのような奇抜さや非日常感はありませんが、機能一徹のこのデザインはGT−Rというクルマによく似合っています。事実、登場後丸7年経ちますが、古くなっていないように感じます。
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1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る
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