ルノー、カングービボップを発表

ルノー カングービポップ

ルノーは、LUDOSPACE(ルドスパス:遊びの空間)をコンセプトとするルノー カングーの個性を、ツートンカラーのコンパクトなボディに凝縮し、オープンエアの開放感を満喫できる開閉式のグラスルーフやテールゲートグラスなどの装備により、その魅力をさらに高めた、乗る人の毎日をおしゃれに楽しくする「ルノー カングー ビボップ」を発表。9月9日(木)から全国のルノー正規販売店で販売する。価格は234.8万円(税込)。

ルノー カングー ビボップは、2007年の東京モーターショーで展示したコンセプトカー「カングー コンパクト コンセプト」をベースに開発された。

LUDOSPACE(遊びの空間)をコンセプトとするルノー カングーの個性はそのままに、都会に住む行動派に向けた乗って楽しいモデルとして、オープンエアの開放感を楽しむという新たな魅力を備えて仕立てられたこのコンセプトカーの個性を、ルノー カングー ビボップは受け継いでいる。

ルノー カングー ビボップは、ルノー カングーの遊び心にあふれたデザインや機能のエッセンス、そしてサイズまでコンパクトに凝縮し、個性がさらに強められた一方で、小回りのきくワットワークの良さや、開閉式の大きなグラスルーフとテールゲートグラスなどの、オープンエアの開放感を存分に味わえる特徴的な装備により、ルノー カングーとはまったく異なる楽しみ方を可能にした。まさに、乗る人の毎日をおしゃれに楽しくする、人生を楽しむためのモデル。

ボディカラーは、3色をラインアップし、お客様の好みに合った1台を選ぶことができる。

個性的なデザイン

ルノー カングー ビボップは、アーモンド形のヘッドランプ、盛り上がったフェンダー、背の高いフォルムなど、一目でルノー カングーとわかる親しみやすいデザインを受け継いでいる。しかし、3,870mmとルノー カングーに比べて345mmも短くなった全長と、全幅1,830mm、全高1,840mmという、コンパクトかつスクエアなボディが、ルノー カングー以上に個性を放つ独特のフォルムを作り出している。

また、ルノー カングー ビボップの象徴のひとつである、ツートンのボディカラーとインテリアカラーも、ルノー カングー以上のおしゃれさをアピールしている。ボディカラーは、3色がラインアップされ、レッド+ダークブラウンのシートカラーと組み合わされる。

ルノー カングー ビボップには、ルノー カングーと同様の高い快適性、安全性は備わっているが、ルノー カングーの大きな特徴の広大な荷室や、リアスライディングドアはありません。その代わりに、他にはない、空間と光を楽しめるいくつもの装備を搭載している。ルノー カングー ビボップは、ルノー カングーの新しいコンセプトを提案する、カングーファミリーの一員だ。

パフォーマンス

高い走行性能

ルノー カングー ビボップは、ルノー カングーと同じ、フランスのモブージュ工場で生産される。その快適性、安全性は、ルノー カングーのプラットフォームを採用したことで実現しました。このプラットフォームは、これらの分野において高い評価を得ている、ルノー セニックのプラットフォームをベースに開発された。

ルノー カングー ビボップは、全長3,870mm(ルノー カングー比-345mm)、ホイールベース2,310mm(同-390mm)と、街中での取りまわしが楽な、コンパクトで扱いやすいボディサイズが特徴。小回りの効くフットワークの良さは、ルノー カングー ビボップの大きな魅力のひとつ。また、高いアイポイントが確保されていることに加えて、ボンネットが短く、ウェストラインが低くデザインされているため、運転席からの視界は死角が少なく、車両感覚をつかみやすくなっている。

このようなコンパクトなボディでありながらも、コーナリングでの安定性や、正確なハンドリングを実現するために、シャシーやサスペンションの最適化が図られました。フロント1,520mm、リア1,535mmのワイドトレッドや、ロアアームにより振動が抑えられた、マクファーソン形式のフロントサスペンション、アンチロールバーを備えたトレーリングアーム形式のリアサスペンションにより、安定したしなやかな乗り心地を実現している。

エンジンは、最高出力78kw(105ps)、最大トルク148N・mを発生する1.6リッターのガソリンエンジンで、小気味良いシフトチェンジを楽しめる5速マニュアルミッションと組み合わされる。街中から長距離まで快適なドライブをサポートする、ルノー カングーと同じパワートレインが採用されているが、ルノー カングーよりも車重が50kg軽いため、より軽快感のある走りを楽しむことができる。

安全性

ルノーは、常に安全性の向上に取り組んでいる。

パッシブセーフティー

ルノー カングー ビボップは、万が一の事故の際に乗員を守るためのハイレベルな衝突安全性を備えている。ボディには、ルノー カングーと同じ、高い衝撃吸収能力を持つ、スチールその他の素材を組み合わせた衝撃吸収ボディ構造が採用されている。また、運転席、助手席、フロントサイドに装備される、計4つのエアバッグと、プリテンショナー/フォースリミッター付フロントシートベルト、フォースリミッター付きリアシートベルトは、互いに連動しながら作動することで、衝突時の乗員に対する衝撃緩和の最適化が図られている。

さらに、フロントシートは、前面衝突時に体がシートベルトの下に潜り込んで腹部を圧迫するサブマリン現象を防ぐための、アンチサブマリン形状の構造となっている。またフロントのシートとヘッドレストは、後部からの衝突時にも衝撃を吸収するように設計されており、むち打ちの危険性を大幅に削減する。後席にはISOFIXチャイルドシート取り付けアンカーが装備されている。

アクティブセーフティー

ルノー カングー ビボップは、事故を未然に防ぐための様々なシステムを備えている。ブレーキシステムには、フロント280mm、リア274mmのディスク(フロントはベンチレーティッドディスク)が採用され、ボッシュ製 EBD(電子制御制動力配分システム)付きABSとEBS(緊急時ブレーキアシストシステム)が搭載されている。また、車が目的の軌道から外れていることを感知すると、正しいコースに戻すために働く機能「アンダーステアコントロールロジック」が搭載された横滑り防止装置(ESP)と、滑りやすい路面で車体をコントロールするトラクションコントロール(ASR)が標準装備となっている。

さらに、スピードリミッターとクルーズコントロール、オートライト、オートワイパーが標準装備され、ドライバーが運転に集中できる環境を整えました。広いグラスエリアと、人間工学に基づいて設計された運転席、視認性の高いドアミラーの形状もまた、安全性を向上させている。

広大なグラスエリアと注目のリアグラスルーフ

ルノー カングー ビボップは、総面積3.9㎡という広いグラスエリアが確保され、室内は光に満ちている。ルーフのグラスエリアは、フロント、センター、リアの3パートに分かれている。フロントグラスルーフは、左右2枚の独立したガラスで、手動で開閉できる。また、ルノー カングー ビボップの最大の特徴のひとつである、ルーフの約3分の1を占める大きなリアグラスルーフも、前方にスライドさせて、開閉することができ、広大なオープンエア空間を作り出す。センターグラスルーフは、固定式となる。これらのグラスルーフには、紫外線を95%以上、赤外線を84%以上カットするガラスが採用されている。

また、テールゲートグラスも、センターコンソール上のボタンでワンタッチで開閉でき、テールゲートに収納することができる。

オープンエアの開放感を楽しみたい時には、リアグラスルーフとテールゲートグラスを開けた状態での走行も可能。ルーフとテールゲートグラスを全開にした、オープンエアを満喫しながらのドライブは、ルノー カングー ビボップならではの楽しみを、思う存分に味わうことができる。

工夫の凝らされた室内空間と、アレンジ自在な荷室空間

広く高い室内空間

ルノー カングー ビボップの室内は、天井高が高く、広大なグラスエリアから差し込む光によって、明るく開放的な空間となっている。また、ルノー伝統の座り心地のよいフロントシート、独立式のリアシートなどにより、大人4人がくつろぐことのできる快適な居住空間となっている。

使いやすさを追求したインテリア

ルノー カングー ビボップのインテリアは、使いやすさと快適性が両立したルノー カングーのインテリアを受け継いでいる。人間工学に基づいて設計されたダッシュボードや、扱いやすい場所に配置されたスイッチなどの操作系は、運転時の快適性を高めている。ドライバーの自然な手の動きに合わせて、センターコンソールのインストルメントパネル上に据えられたシフトノブや、ルノー カングーオリジナルの、扱いやすさと耐久性を兼ね備えた航空機スタイルのサイドブレーキなどもそのまま取り入れ、ルノー カングーの良さを再現しました。

また、携帯電話のハンズフリー通話や、ポータブルオーディオプレーヤーのワイヤレス再生などが可能なBluetooth(ブルートゥース)機能付きのオーディオシステム、12Vの電源ソケットなど、使い勝手のよい装備が数多く採用されている。

アレンジ自由自在なリアシートと荷室空間

フロントシートよりも92mm高い位置に据えられ、高いアイポイントが確保された左右独立式のリアシートは、見晴らしがよく、快適なドライブをサポートする。また、前後にスライドし、折り畳みも可能。シートを使わない時は、取り外すこともできるため、乗員数や荷物の大きさ、荷室の用途に応じて、荷室空間を自由自在にアレンジすることができる。

荷室の容量は、VDA計測値で、リアシート装着時で174リッター~214リッター(シート位置による)、リアシートを取り外すと1462リッターまで拡大する。さらに、小物を入れる収納スペースも室内全体に合計45リッター分、確保されている。

テールゲートは、ルノー カングーの両開きタイプとは異なり、テールゲートグラスが完全に収納できる片開きのドアタイプが採用されている。このドアは、安全のため、車内からは開かないようになっている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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