マークラインズ 電気自動車販売月報 2024年10月
マークラインズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井 誠、http://www.marklines.com/) は、電気自動車の世界販売の約90%をカバーする主要15カ国を対象にグローバル市場における電気自動車の台数情報及び販売動向を分析した2024年10月の電気自動車(BEV/PHV/FCV)販売月報(商用車を除く、推計値を含む)を掲載しました。
対象国;中国、米国、日本、インド、ドイツ、フランス、ブラジル、英国、韓国、カナダ、イタリア、タイ、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド
注)過去の台数データの一部に修正が入りました。
一部のデータには推計値が含まれます。
中国の販売台数(出荷台数)は輸出台数を除く集計値となります。
電気自動車(BEV/PHV/FCV)のシェア
主要12カ国とノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧3カ国(計15カ国)における10月の電気自動車販売台数は160.6万台だった。前年同月比で43.1%増と大きく伸び、前月比でも6.2%増加し過去最高を更新した。10月の電気自動車シェアは28.0%で、前年同月比では7.2ポイント増、前月から0.3ポイント増加した。台数は2カ月、シェアは3カ月連続で過去最高を記録している。1~10月の電気自動車累計販売台数は、前年同期比25.6%増の1,171.5万台で、自動車販売台数全体に占めるシェアは23.0%となった。
HVの10月の販売台数は40.3万台で前月比では10.4%減だったが、前年同月比では6.3%増加した。シェアは7.0%となった。1~10月のHV累計販売台数は394.1万台、前年同期比で14.5%増加し、自動車販売台数全体に占めるシェアは7.7%だった。
主要メーカーの電気自動車販売台数推移
メーカー別(大手主要メーカー、Tesla、中国系大手電気自動車メーカー)の電気自動車販売台数推移は以下の通り。
首位はBYDで前月から8.6万台増の48.1万台だった。Geelyが前月から1.7万台増の13.8万台で初の2位に浮上した。3位はGMグループで前月比1.5万台増の11.3万台。Teslaは前月から4.8万台減の11.1万台で4位。VWグループは前月から0.1万台増の7.7万台で5位だった。
BYDが前月比21.4%増、前年同月比72.7%増と右肩上がりに伸び、過去最高をさらに更新した。また、Geelyが前月比13.6%増、前年同月比76.1%増、GMが前月比15.8%増、前年同月比で82.6%増となり、トップ3はいずれも前年同期比で70%以上の増加と驚異的な伸びを見せている。一方でTeslaは中国市場でのModel 3の販売不振が大きく影響し、初めてトップ3から外れる展開となった。
中国で自動車の買い替え支援策が12月に終了することから、年末に向けて駆け込み需要による更なる台数増が予想される。中国メーカーが勢いを増し続ける中で、Teslaがどのように挽回を図るのか、注目したい。
このほか、国別/メーカー別/パワートレイン別の電気自動車シェアや販売台数推移を掲載しています。
・各国の電気自動車シェアと推移
・BYD、Geely、GM、Teslaの電気自動車販売動向
・主要メーカーのパワートレイン別販売構成比
(参考)主要12カ国の自動車販売動向(全パワートレインを含む)
詳しくは下記リンク先をご覧ください。
https://www.marklines.com/ja/report/statistics_evsales_202410?rf=prtimes
マークラインズの情報プラットフォームは、EV・電動化に関する様々なコンテンツをご提供しております。下記リンクよりサービス紹介をご覧ください。
https://www.marklines.com/ja/lp/vehicle-electric.html?rf=prtimes
・電動車(HV/EV/PHV/FCV)販売台数
・5年後までの新型EVやxEVのフルモデルチェンジ情報
・電動車600モデル超のデータベース
・環境規制 (排ガス・燃費/CO2 等)
・EV関連部品(バッテリー、e-Axleほか)のシェア・供給情報、サプライヤー検索
・EVの分解調査レポート、電動パワートレインの展示会取材情報
・各国・地域の電動化政策、新興EVメーカーや電池メーカーの動向など最新ニュース
企業プレスリリース詳細へ
プレスリリース提供:PR TIMES
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。