あおり運転を即座に通報! パナソニック、損保ジャパンの「Driving!」に対応した通信機能付ドラレコを提供
2021年6月30日、パナソニックおよびパナソニック システムソリューションズ ジャパンは、通信機能付きドライブレコーダーを活用した安全運転支援サービス「Driving!(ドライビング!)」のドライブレコーダーを損害保険ジャパンと共同開発したものにリニューアルし、2021年9月よりサービスを開始すると発表した。
あおり運転やもしもの事故に備えた新たなドラレコサービス
パナソニックは、損保ジャパンが2018年から個人向けに提供している安全運転支援サービス「Driving!」のリニューアルにあたり、ドラレコ本体に音声通話機能、Wi-Fi通信機能を備えた端末を提供する。
万が一の際には、直接端末本体から損保ジャパンのオペレーターとつながり、必要に応じてALSOKかけつけ安心サービスを手配するなど最適なサポートを提供。また、日常の運転時には前方衝突警告などの4つの安全運転サポート機能を備え、運転後には充実したセルフメンテナンス機能を備えている。
なお、リニューアルした「Driving!」は、2021年7月1日から損保ジャパン取扱代理店で申込み受付開始し、同年9月1日よりサービス提供開始予定。特約保険料は月々850円となっている。
リニューアルに合わせてドラレコもフルハイビジョン、大容量バッテリーに
フルハイビジョンの映像により、夜間や雨天時であっても信号の色やナンバープレートなどの証拠を高精細に記録し、日本の準天頂衛星システム「みちびき」に対応したL1S信号が受信可能なドラレコを採用。
また、大容量バッテリーの搭載により、事故等による電源喪失時であっても端末の動作はもちろん、通話機能を用いた緊急連絡も可能となっている。
さらに、前方カメラと同様にフルハイビジョンを備えたリアカメラをオプションで購入することであおり運転や後方からの事故を記録することが可能となる。
リニューアルした「Driving!」の内容
もしもの時の事故対応サポート
ドラレコが強い衝撃を検知、または手動で緊急ボタンを押下した際、事前に登録した家族・保険代理店に自動で通知が送信されることに加えて、端末に備えた音声通話機能を通じてオペレーターと直接通話ができる。
また、オペレーターを通じて全国2,400か所で待機するALSOKのガードマンが24時間いつでも事故現場へかけつけることや、ユーザーとの通話内容と位置情報にもとづいて日本緊急通報サービス「HELPNET」と連携し、消防・警察へ連絡、救急車両等の出動を要請することが可能となる。
運転中のサポート機能
危険を未然に回避または軽減するため、撮影した映像を解析し前方衝突・車線逸脱・前方車両発進・逆走を検知すると、画面表示と警告音で注意喚起し、ヒューマンエラーの未然防止をサポートする。
安全運転スキルをデータで見える化
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