日本で売らない超絶カッコいいSUVが出た! いすゞ 新型mu-Xを発表|11月9日にタイで発売開始
2020年10月28日いすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ)は、PPV(Passenger Pickup Vehicle)である「mu-X」をフルモデルチェンジし、11月9日よりタイ国内を皮切りに世界各国へ順次販売する。なお、日本への導入は未定となっている。
いすゞ「mu-X」とは
いすゞ「mu-X」は、2019年フルモデルチェンジしたピックアップ・トラック「いすゞD-MAX」の派生車として登場したSUVである。フレーム付きPPVならではの悪路走破性と耐久性、牽引性能が評価され、タイを中心としてASEAN地域、オーストラリアなど、世界60ヵ国以上で多くのユーザーに支持されている。
今回のフルモデルチェンジでは、"Robust and Exclusive"を開発コンセプトとし、いすゞの強みである耐久信頼性、燃費性能、安全性能を確保しつつ、PPVに求められる快適性、高級感を高めた。
力強く高級感のあるデザインと軽量・高剛性ボディを採用
シャープで力強いエクステリア
エクステリアは、"Emotional and Solid"をコンセプトに、足まわりの力強さを強調したボディと、のびやかで流麗なキャビンで構成し、スポーティーで堂々とした佇まいを持つスタイルとした。
フロントフェイスは、Bi-LEDプロジェクターを採用し、鋭い印象のヘッドランプと緻密な造形を施したフロントグリルにより、洗練された上級感を表現。リアエンドは、シャープな造形と細部まで造り込んだテールランプにより、先進感のあるデザインにした。また、オプションに20インチのタイヤを設定している。
使い勝手が向上した上質な室内空間
インテリアは、"Solid and Elegant"をコンセプトに、インストルメントパネルの中央に配置された大型ディスプレイを跨ぎ、左右へ伸びる抑揚のある造形とセンタークラスターからフロアコンソールまでの連続感のある造形で構成し、PPVらしい力強さと上級感を両立したデザインとした。
メーターやスイッチなどの細部の造形に加え、加飾素材の組み合わせなど、内装の質感にこだわり上質な室内空間を実現。また、使い勝手を向上させるために、電動パーキングブレーキ、電動リフトゲート等の新装置を採用する。
トラクションコントロール制御により走破性が向上
新型mu-Xは、樹脂リフトゲートの採用や高張力鋼板の採用拡大、合理的な結構で軽量かつ強固な車体構造を実現している。4×4車には、路面状況に応じて最適なトラクションを得られるよう、トラクションコントロール(TCS)に2種類の制御モードを設定。通常のノーマルモードに加え、ラフテレインモードを選択することで多様な路面状況への対応を可能とし、特に滑りやすい路面での走破性を向上した。
新型mu-X主要スペック
・グレード:Ultimate
・全長:4850mm
・全幅:1870mm
・全高:1875mm
・最小回転半径:5.7m
・タイヤ:265/50R20
・エンジン:2999ccディーゼル(4JJ3)
・最高出力:140kW/3600rpm
・最大トルク:450Nm/1600-2600rpm
・トランスミッション:6AT
・空車重量:2155kg
※スペックは、タイ向け 4×4 AT 4JJ3車型
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