建築資材を建築現場に届ける!SkyDriveが建設現場での「カーゴドローン」実証実験を開始
株式会社SkyDrive(以下SkyDrive)は2019年12月25日に、株式会社大林組との共同で土木現場における「カーゴドローン」活用に向け実証実験を行った。重い資材をカーゴドローンで運搬することにより、作業員の危険回避や、作業負担の軽減、労働力不足の解消をはかる。
建築や土木現場での課題解決に向けて
建築現場では、少子高齢化に伴う建設作業員の高齢化、および減少を見据えた対応が課題となっている。大林組は従業員が技能や習熟を必要とする作業に集中し、単純な力作業を軽減できるよう、建築現場では無人搬送車等を活用した資材搬送作業の自動化を進めるが、土木現場は山間部や急傾斜地に立地するため、陸送による資材搬送作業の自動化は困難な状態。そこでSkyDriveは、大林組の課題を解決するため、協力してカーゴドローンの実証実験を行った。
今回使用した「カーゴドローン」は、SkyDriveが開発した重量物運搬に特化した産業用ドローンであり、実用化されれば建設作業員の危険回避、作業負担の軽減となり、労働力不足の解消や労働生産性の向上が期待できる。
空飛ぶクルマで培った技術を駆使して作られたカーゴドローン
SkyDriveは、空飛ぶクルマの実用化、未来のモビリティ社会への貢献を目指し、航空機・ドローン・自動車エンジニアを中心に発足した企業。空飛ぶクルマとは、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴であり、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものとして期待されている。
実証実験で使用されたカーゴドローンは、航空機開発のプロセスで培った技術を活用して作られた重量物運搬に特化した産業用ドローン。結果次第では、実用化されるのも遠い未来ではないかもしれない。
実証実験の詳細
■日時:2019年12月25日(水)
■場所:知の拠点あいち(愛知県豊田市八草町)
■実験内容:土木現場を想定した、様々な建設資材の自動搬送
カーゴドローンの基本仕様
■全長:1.3m×全幅1.7m×全高1.0m
■推奨ペイロード:30kg
■飛行速度:40km/h
■飛行可能距離:3km(最大積載時)
■飛行時間:15分
■運搬方法:機体固定式ボックス・着陸せず荷物を昇降するウインチ機構
未来の建築現場をガラリと変える可能性を秘めたカーゴドローン
今回の実験では、カーゴドローンは安定した飛行を見せ、実験に協力した大林組からも好評を得た。大林組生産技術本部、先端技術企画部元村氏は「思ったよりも安定してモノを運んでいるのをみることができて、活用の場面をイメージすることができました。カーゴドローンが、生産性の向上に対するこれまでの発想をガラリと変え、建設現場の形を変えていくものになっていくことを期待します。」と話す。
SkyDriveの代表取締役である福澤知浩氏は「荷物の着脱が簡単になること、様々な環境に耐えられる機体など、今後はより一層ユーザビリティに注力した開発を進めていき、より幅広いシーンで活用して頂けるカーゴドローンを創り上げていきたいと思います。」と話す。
今回行われた実戦に近い実証実験で得られた情報はとても大きい。この結果を活かした今後の発展に期待したい。
大林組と共同で行われたカーゴドローン資材運搬の実証実験映像
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