「親の運転に不安を感じたことがある」が約6割! 高齢者ドライバーを親に持つ40~50代にアンケートを実施

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ネット型自動車保険「おとなの自動車保険」を販売するセゾン自動車火災保険は、近年、高齢者の運転による交通事故の報道が増え続ける中、高齢者の運転をとりまく課題や家族の向き合い方を考えるため、子世代である全国の 40~50代の300名を対象に意識調査を実施した。

>>高齢者運転に対する子世代の意識調査のアンケート結果を見る

目次[開く][閉じる]
  1. 日常における車の必要性について
  2. 親の運転に関する家族内コミュニケーション状況について
  3. 免許返納への意識について
  4. 調査概要

日常における車の必要性について

40~50代の約8割が「親にとって車は生活の足として欠かせない」と回答

親など高齢者にとって自動車の運転は不可欠かという質問に対して「そう思う」が約4割、「ややそう思う」を足すと、40~50代の約8割が生活に不可欠だと回答。その運転目的は、「買い物など日常の移動手段として」との回答が最も多く、9割近くに及んだ。それに次いで「自分の通院」も半数近い46.7%となっている。

また、親や身近な高齢者に運転免許を自主返納した人はいるかの質問に対し、約7割が「いない」と回答している。

親の運転に関する家族内コミュニケーション状況について

親の運転に不安を感じるも、約4割が話し合ったことがないと回答

親の運転に不安を感じたことがある人(たまにあるを含む)は 64%と半数以上を占めた。

そう回答した人のうち40.1%もの人が、両親の今後の運転について「話題にしたことも話し合ったこともない」と回答している。

また、「不安を感じたことがない」と回答した人に至っては、「話題にしたことも話し合ったこともない」が73.1%の割合を占めている。

まだまだ健康で元気で、何の問題もなさそうに見える親の運転について、「自分の親は大丈夫だろう」と気に留めていない人もいるのではないだろうか。また、「ちょっと気になるな」と思っていても、運転技術や免許返納といった話題は、親のプライドを傷つける可能性もあり、なかなか話を切り出しにくいという側面もあるかもしれない。

親が加入している自動車保険の会社名も契約内容も知らない人が6割以上

親子の間で十分にコミュニケーションがとれていない状況で、もし自分の親から「事故を起こしてしまった」という連絡が来たらどうなるのだろうか。

今回の調査では、「親の自動車保険の会社名も契約内容も知らない」または「保険に加入しているかどうか知らない」という人が6割を超えていることがわかった。

万が一のことが起きてしまった後では、補償内容は変更できない。いざというときのために、親が加入している保険について把握しておくことも大切である。まずは自動車保険の内容の確認を切り口に、運転や免許返納に関する話を始めてみるのも一つの方法かもしれない。

免許返納への意識について

自分自身が高齢者になった場合、「自分の運転に自信がなくなったとき」が約6割

40~50代が、自身の免許返納を検討するタイミングと考えているのが、「自分の運転に自身がなくなったとき」が最も多く58.3%と半数以上を占めた。

上記の結果から、40~50代の多くの人が自己判断で免許返納を考えているということがわかった。

40~50代の多くが、「親など高齢者にとって車は生活の足として欠かせない」と回答している。

そのため、親の運転に不安を感じることが多くなってきても、親の今後の運転に関する話題はなかなか切り出しづらいのだと考えられる。

この問題に関して、実際に親子で十分にコミュニケーションをとれていない人も多いことが、今回のアンケートによって明らかになった。

高齢者ドライバーの問題は人の命にも関わる可能性があるため、まずは両親と会話し、運転技術や車の使用頻度などを把握するところから始めてみてはどうだろうか。

調査概要

■調査タイトル:「高齢者運転に対する子世代の意識調査」

■調査テーマ:高齢者の自動車事故が社会問題化する中、高齢者の子世代(40~50代)における、高齢者ドライバーや免許返納などに対する意識を明らかにする

■調査対象:40~50代の男性300名

■調査期間:2019年8月

■調査方法:インターネット調査

■調査主体:セゾン自動車火災保険株式会社(SOMPOホールディングスグループ会社)

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筆者MOTA編集部

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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