メルセデス・ベンツ、新型メルセデスAMG GTを発表 | 価格は1645万円から
AMGの技術を結集したスパルタンなスポーツカー
メルセデス・ベンツは、新型「メルセデスAMG GT」を発表し、2019年2月14日より予約注文の受付を開始した。価格は1645万円~2382万円(税込)。なお、納車開始は2019年8月以降が予定されている。
新型 メルセデスAMG GT 動力性能の特長
V型8気筒エンジン M178
新型メルセデスAMG GTに搭載されるエンジンは、AMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M178」。最高出力585馬力、最大トルク700Nmを発揮し、0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は318km/hを誇る(いずれも最上級モデルの「メルセデスAMG GT R」の場合)。
本機では、砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを実現している。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングする「NANOSLIDE」摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減した。
2基のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトとし、エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボ チャージャーへの吸排気経路の最適化とツインスクロールとすることで、低回転域から優れたレスポンスを実現している。
オイル供給方式はドライサンプ潤滑システムを採用し、オイルパンをエンジン底部から排除することでウェットサンプ潤滑方式採用時よりエンジン搭載位置を55mm低くすることで、車両の低重心化を実現。また、高い横加速度が発生する高速コーナリング時での安定したオイル供給を可能とした。
ドライブプログラム AMG DYNAMICS
新型メルセデスAMG GTには、ドライブプログラムの新機能として「AMG DYNAMICS」が装備されており、センターコンソールの「AMG DYNAMIC SELECT」で、様々な状況に最適な制御を選択することが可能となっている。
各ドライブモードでは、エンジン、トランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングの制御が変更可能な他、各モードに自動選択される「ベーシック」、「アドバンスト」、「プロ」、「マスター」の4つのモードがあり、それぞれESPなどの制御が変化する。
また、ドライブモードとは独立して、マニュアルシフトへの切り替えや、車高およびエグゾーストサウンドの調整などをセンターコンソールの液晶表示ボタンで操作することが可能となっている。
■「ベーシック」は、AMG DYNAMIC SELECTの「スリッパリー」および「コンフォート」のドライブプログラムに割り当てられ、高いヨー減衰で安定したハンドリング特性を発揮します。
■「アドバンスト」は、AMG DYNAMIC SELECTの「スポーツ」で有効となる。車両特性は中立的にバランスが取れている状態になり、より低いヨー減衰、クイックなステアリング特性になる。
■「プロ」は、「スポーツプラス」のプログラムの一部。「アドバンスト」よりも、コーナリング時の俊敏性がさらに向上する。
■「マスター」(GT C、GT S、GT Rでのみ使用可能)はサーキット等でドライビングを楽しみたいドライバーを対象としたモード。「レース」プログラムに紐づいている。
新型 メルセデスAMG GT エクステリアの特長
新型メルセデスAMG GTには、AMG GT 4ドアクーペと同じデザインのマルチビームLEDヘッドライトが採用された。リアのデザインも刷新し、ブラックのディフューザーはAMG GT、AMG GT SとAMG GT Cのためにデザインしたものが用いられている。同時にAMG GTのエグゾーストエンドは2つの円形のデュアルツインエグゾーストエンドを採用している。
AMG GT SとAMG GT Cはスクエア型のデュアルツインエグゾーストエンドを備え、AMG GT Rは、センターバーを備えた大型エグゾーストエンドがリアの中央に配置されている。さらにその左右にも、ブラックのエグ ゾーストエンドがディフューザー内に2本追加された。
新型 メルセデスAMG GT インテリアの特長
12.3インチのコックピットディスプレイ
新型メルセデスAMG GTは、高精細12.3インチのコックピットディスプレイと10.25インチのマルチファンクションディスプレイをセンターコンソールに標準装備している。
インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、AMG独自の「クラシック」、「スポーティ」、「スーパースポーツ」の3種類の中から好みのデザインを設定することが可能。新しく設計されたマルチファンクションディスプレイは、運転支援システム、車両情報等をアニメーションで表示することが可能となり、車両の機能を視覚で直感的に認識することができる。
ステアリングホイールのタッチコントロールボタンを介して、インストゥルメントパネルの左側または右側に好みの情報を表示させることも可能だ。
AMGパフォーマンスステアリング
新型メルセデスAMG GTでは最新デザインのステアリングホイールを採用。スポーティな印象を与えるとともに、正確な操舵のためのグリップを実現している。さらに、ステアリングホイールから手を離さずに走行モードを変更することができる「AMGドライブコントロールスイッチ」が装備された。
スポークの根元に位置するボタンは「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」「レース」「インディビジュアル」「スリッパリー」など、AMG DYNAMIC SELECTの走行モードを選択することができ、エグゾースト、サスペンション、マニュアルモード、ESPなどの調整を行うことが可能だ。
センターコンソールのディスプレイボタン
センターコンソールにはV8エンジンをモチーフにしたデザインが採用され、各種スイッチやカラーディスプレイボタンが機能的に配置された。
新型 メルセデスAMG GT 安全運転支援システムの特長
カメラとレーダーセンサーの働きにより、周囲の交通状況をより的確に把握することが可能となった。
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」は、カメラとレーダーセンサーにより、高速道路などの走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節。減速が必要な場合、アクセルおよびブレーキを自動調整してスムーズに減速し、先行車が停止した場合は自車も停止する。
※作動速度範囲:0~約200km/h
※設定可能速度範囲:30~200km/h
トラフィックサインアシスト
一般道や高速道路を走行中、カメラが制限速度などの標識を読み取り、ディスプレイに表示する。制限速度を超えた際には警告音を出してドライバーに注意を促す機能も搭載された。
ブラインドスポットアシスト
リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアに車両や自転車がいることを警告する。
※作動速度範囲:約8~200km/h
新型 メルセデスAMG GT 概要と価格
■エンジン:4.0リッターV8直噴ツインターボ
- メルセデス AMG GT
・ステアリング:左/右
・価格:16,450,000円
- メルセデス AMG GT S
・ステアリング:左/右
・価格:19,930,000円
- メルセデス AMG GT C
・ステアリング:左
・価格:22,020,000円
- メルセデス AMG GT R
・ステアリング:左
・価格:23,820,000円
- メルセデス AMG GT ロードスター
・ステアリング:左/右
・価格:17,880,000円
- メルセデス AMG GT S ロードスター
・ステアリング:左/右
・価格:21,370,000円
- メルセデス AMG GT C ロードスター
・ステアリング:左
・23,090,000円
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。