光岡、新型3輪EV「ライク-P3」を大阪モーターショーで初公開
光岡は、2017年12月8日から11日の期間で開催される第10回大阪モーターショーで、新型3輪電気自動車「ライク-P3」を初公開する。
ライク-P3は2011年に誕生したライク-T3の派生モデルとして誕生。2人乗り+荷台(最大積載量100kg)で荷物を運搬するために開発したライク-T3に対し、ライク-P3は「人の移動」を主体に開発した4人乗りモデルとなる。なお、種別は、250cc以下の側車付軽2輪車として扱われる。
安全性の面では、車両重心をリアオーバーハングに電池を搭載するなどにより限りなく後輪軸への荷重配分を考慮した設計となっており、最大安定傾斜角については42度を実現。3輪とは思えぬ程の安定性を可能にするとともに、最小回転半径2.3mを実現した。
さらに、電動駆動による力強い加速も特徴で、公道での混合交通にも支障なく対応できると同時に、環境性能も静粛性能も優れている。
航続距離は約60km、時速は約40km/h(定地走行時)という。
ライク-P3は、観光地の周遊用途や大型施設でのサポートカーや高齢化・過疎化地域における移動の手段としての活用方法を検討する。
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