マセラティ、新型グラントゥーリズモ/グランカブリオを発売…価格は1890万円から
マセラティ ジャパンは、マセラティ グラントゥーリズモ/グランカブリオをフルモデルチェンジし、2017年10月12日より発売開始した。
>>発表会の会場は成田空港の飛行機格納庫!新型グラントゥーリズモ/グランカブリオの画像を見る
新型グラントゥーリズモ/グランカブリオには、それぞれスポーツとMC (Maserati Corse:マセラティコルセ)の2バージョンがラインアップされる。スポーツとMCは、どちらも4.7リッターエンジンを搭載し、インテリア素材の選択範囲も同一となる。
価格(消費税込)は、グラントゥーリズモ スポーツが1890万円、グラントゥーリズモ MCが2216万円、オープンモデルのグランカブリオ スポーツが2000万円、グランカブリオ MCが2175万円となる。
MCは、マセラティ全モデルを代表する重要な役割を担い、マセラティの長く華やかなレースの伝統を表している。先代のMCストラダーレの後継となるこのモデルは、他のマセラティモデルで実証済みのさまざまな機能を提供する。
グランカブリオスポーツとグランカブリオMCの両モデルは、4.7リッター V8エンジンを装備し、7000rpmで460hp、4750rpmで520Nmを生み出す。この自然吸気V8エンジンはマラネロのフェラーリで手組みされ、重量はわずか175kgとなる。
また、4.7リッターエンジンには、ウエットサンプ方式およびマセラティ独自のクロスプレーンクランクシャフトが採用されている。これにより、比類なきスロットルレスポンスや軽快な吹け上がり特性、スリリングなマセラティ独自のサウンドが生みだされる。
マセラティデザインセンターでは、2018年モデルのスタイリング見直しを行なう上で、ピニンファリーナデザインに最大の敬意が払われた。その結果、空力効率のさらなる向上と最新の歩行者安全関連規制への適合などの変更がなされたが、全体の印象は大きく変わっていない。
新型グランカブリオの新デザインのフロント・リアバンパーは、既に完成形であったそれまでのグランカブリオがもつ圧倒的なスタイリングのインパクトをさらにエレガントなものにしている。
スポーツとMCの基本装備は共通だが、外観に与えられたデザインによって、ふたつの個性はそれぞれに強調されている。
今回マセラティ 新型グラントゥーリズモ/グランカブリオの日本発表に選んだ場所は、成田国際空港内の飛行機格納庫(ハンガー)。
イタリア・ミラノよりマセラティロゴを機体に施したチャーター便を利用して、28台の新型グラントゥーリズモ/グランカブリオを日本に空輸し、空港到着の24時間以内に発表した。
会場は一般には解放されない格納庫で、マセラティのロゴが入ったB747と新型グラントゥーリズモ/グランカブリオが一堂に会す、非日常とラグジュアリーが融合した特別な発表会になった。
この特別な発表会には、日本に着いたばかりのニューモデルのオーナーをはじめ、マセラティ愛好家が集まり、日本への到着と発表を祝った。
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