新型ポロの概要について
フォルクスワーゲンは、ポロをフルモデルチェンジし、10月31日(土)より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始する。
新型ポロ1.4コンフォートラインの価格は、昨今の経済情勢や、コンパクトカーへのニーズの増大等を考慮し、先代モデルから据え置きの203万円(税込)と、戦略的な価格を設定した。
「Italian meets German」
新型ポロのデザインを統括するのはフォルクスワーゲングループのチーフデザイナーであるワルター デ シルヴァ。イタリア人であるデ シルヴァは、フォルクスワーゲンのデザインDNAとして“ラ センプリチタ”(イタリア語で英語のSimplicityに相当)を宣言。新型ポロのデザインに当たっては、無駄な装飾を排したシンプルで明快なフロントフェイスや、エッジの立ったキャラクターラインを採用すると同時にヘッドライトのディテールといった細部にまで妥協を排した作りこみを徹底した。その結果、イタリアの古典的な美を求める資質を持ったデ シルヴァの思い描くエレガントなラインと、フォルクスワーゲンの高い生産技術が融合した、かつてない精緻な新型「ポロ」のデザインが完成した。
「コンパクトなボディに高い質感」
新型ポロのボディは、全長で80mm、全幅で20mm拡大され、居住性の改善や安全性の向上を図りつつ、全長は4mを切り、全幅も1,685mmと5ナンバーサイズに抑えられている。コンパクトなボディの一方で、工作精度はより上級のクルマをしのぐ高い目標を設定し、キャラクターラインの合わせやパネル間の隙間の狭さなど、一見して工作精度の高さを見て取れるレベルを実現した。また、インテリアについても同様に、高い質感とソフトな触感を創出したダッシュボードの採用や、パーツ組み付け精度の高さ、ボタンを押した時の節度感など、クラスを超えた水準となっている。
「高い安全性」
国内で販売しているフォルクスワーゲンは、全てのクルマにアクティブセーフティに貢献するESP(横滑り防止装置)を標準装備。新型ポロも例外ではなく、ESPに加え、ブレーキアシストや万一の衝突の際の安全性を高める、6エアバッグ、フォースリミッター付シートベルトテンショナー(運転席/助手席)やむち打ち低減ヘッドレストなどを標準で装備する。また、同クラスでは異例ともいえる熱間成形による超高張力鋼板をA、Bピラー、ルーフフレーム、バルクヘッド下部のクロスメンバー等に広く採用し、前面衝突や側面衝突時における室内へのボディの侵入量を大幅に抑制、ユーロNCAPで最高の5つ星を獲得する高い乗員保護性能を与えた。また、同鋼板の採用によりボディの軽量化も同時に実現し、ホワイトボディで7.5%の軽量化が図られ、動力性能や燃費性能の向上にも貢献している。
「最高の燃費と大幅に高められた運動性能」
ポロ コンフォートラインで採用する1.4リッター自然吸気エンジンは、従来型に対しインジェクターやECUの変更等を行い63kW(85PS)の最高出力を発生。また、このエンジンに最適化された乾式デュアルクラッチの7速DSGが組み合わされ、軽量ボディとあいまって過去最高の低燃費を実現した。また、ローギヤードの7速DSGが組み合わされた結果、動力性能も0-100km/h加速で従来型の14.3秒から、11.9秒(ドイツ計測値)へと大幅に高められ、15インチタイヤの採用や、40mm拡大されたトレッドとあいまってコンパクトなボディを更にきびきびと走らせることが可能となった。
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