新型ステップワゴンの主な特長

ホンダは、ステップワゴン/ステップワゴンスパーダをフルモデルチェンジした。価格は、ステップワゴンが208.8万円から345.8万円、ステップワゴンスパーダが245.8万円から359.8万円の設定となる。(税込)

クラス最大の室内空間を確保し、クラス初の3列目床下格納シートにより、使い勝手を大幅に向上し、さらに、クラストップの燃費性能を実現した。

新型ステップワゴン/ステップワゴン 福祉車両は、10月9日から発売、ステップワゴンスパーダ/ステップワゴンスパーダ 福祉車両は、10月23日から発売する。

エクステリアデザイン

・広く快適な空間を動きのあるスクエアフォルムで表現。室内の広さや心地よさ、運転のしやすさを感じさせるデザインとした。

・フロントマスクは、硬質な造形のフロントグリルと大型のヘッドライトに一体感を持たせ、ワイド感と存在感のある精悍な表情を演出。

・ウエストラインを低くし、センターピラーとリアクォーターピラーをブラックにするとともに、リアクォーターウインドウとリアウインドウに連続感を持たせることで、明るく開放的なキャビンを表現。

・前傾させたロアボディに対し、相対的にルーフを後ろ下がりに見せることで、2列目、3列目空間やテールゲート開口部の高さを確保しながら、動きのあるサイドシルエットを実現。

・新色2色を含む、全9色のカラーバリエーションを設定。

インテリアデザイン

・運転のしやすさや多彩な用途での使いやすさを追求。誰もが運転しやすく、心地よく、楽しく使える空間を実現。

・左右に広がる横基調とし、立体造形を活かして手前に操作系、上方かつ走行視界との焦点差が少ない遠方に視認系を配置したインストルメントパネルを採用。

・計器類を機能ごとに分け、前後方向に立体的にレイアウトした立体自発光メーターを採用。さらに色の変化で燃費状況をリアルタイムに表示し、低燃費運転を支援する「ECOリング」を設置。

・1列目、2列目シートのシートクッションのウレタンパッドを柔らかくし、伸縮性の高い表皮を採用することにより、フィット感と座り心地を向上。

・2列目、3列目にリビングルーム感覚の室内を演出するフローリングフロアをメーカーオプション設定。

パワートレイン

・低速域から力強いトルクと気持ちよい走りを両立した2.0L i-VTECエンジンを採用。バルブタイミング制御と同時に、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)によってスロットルバルブを最適に制御する可変吸気量制御により、吸気抵抗によるポンピングロスを大幅に低減し、燃費性能を大幅に向上。

・変速ショックのないスムーズな走りと優れた燃費性能を実現したトルクコンバーター付CVTを採用。様々な走行シーンで、ドライバーの感覚に合ったなめらかな走りを実現。

・エンジンおよびトランスミッションの高効率化や各部の軽量化などにより、低燃費化を追求した上で、さらに実用燃費向上を支援するECONモードを採用。

パッケージング

・低床/低重心パッケージをベースに、全高を45mm拡大し、室内高を1,395mmとするなどクラス最大のゆとりある室内空間を実現。3列全てのヘッドクリアランスを大幅に拡大し、乗車時のゆとりと車内の移動がスムーズに行えるようにした。

・全長を50mm拡大するとともに、リアピラーを垂直方向に立てることで、キャビンを延長。クラストップの3,095mmの室内長を実現し、1~2列目間のタンデムディスタンスを拡大。

・リアフレームをリアタイヤ後方から車体の外側いっぱいまで大きく湾曲させるなど、リアフロアの構造を工夫することで、3列目シートを床下にフラットに収められ、荷室を広々と使える「3列目床下格納シート」を採用。

・サイドウインドウを上下に拡大し、リアクォーターウインドウを後方に拡大するなど、ガラス面積を大きくすることで、視覚的な広さ感を高めた。

・ルーフ幅を広げ、ルーフサイドの構造物の配置を最適化することで、前後1,400mm×左右840mm(内寸)の世界最大級のガラス面積のスカイルーフを採用し、全ての席に開放感をもたらし、室内の広さ感を高めた。

ユーティリティ

・3列目床下格納シートの採用により、フラットで使いやすいラゲッジスペースを実現。自転車など大きな物をよりスムーズに積載できるようにした。

・荷室床面を低くしたことと合わせ、テールゲート開口部の高さ、幅ともに拡大することで、よりスクエアな形状を追求し、優れた使い勝手を実現。

・2列目シートは、シート横のリクライニングレバーまたは、シート後部のストラップを引くだけのワンモーションで、シートバックが倒れ、続けてはね上げまでが完了する6:4分割タンブルシートを標準装備。簡単な操作で多彩なシートアレンジを可能とした。また、2列目シートの中央席を折りたたむことで、1列目から3列目までのスムーズな車内移動が可能な6:4分割チップアップ&スライドシート(センターウォークスルー機構付)をメーカーオプション設定。

・インストルメントパネルの中央から助手席側にかけて、よく使う物を置くのに便利な大型トレイを設置するなど、使いやすさを追求した収納装備を充実。

・2列目へもワンステップで乗り込める低床設計に加え、スライドドア開口部を拡大することで、これまで以上に優れた乗降性を実現。

・フロントピラーをドライバーから細く見える断面形状としたことに加え、フロントドアウインドウの下端を25mm低く設定。また、大きなリアクォーターウインドウやリアウインドウの採用により、全方位にわたって広々としたパノラマ視界を実現。

ボディ

・フロントバルクヘッドとアッパーフレームをつなぐ閉断面部材を追加するとともに、ダンパー取り付け部の閉断面構造化などによりフロント回りの剛性を向上。

・リアダンパーハウジングをリアフレームで取り囲む構造とすることで、リアダンパー取り付け部の剛性を向上。

・振動/騒音を発生源で低減した上で、ボディやシャシー各部の剛性を高めるなど、エンジンノイズやロードノイズの原因となる振動の室内への伝達を効果的に抑制。さらに、室内のこもり音を打ち消すボディパネルの音圧コントロールや、遮音/吸音材の採用拡大により、優れた静粛性を実現。

シャシー

・フロントサスペンションには、スペース効率に優れ、ショートノーズに貢献するマクファーソン・ストラット式を採用。

・リアサスペンションには、低床/低重心プラットフォームに大きく貢献するコンパクト設計のH型トーションビーム式を採用。

・ロングホイールベースでありながら、クラストップの最小回転半径5.3mを実現。EPS(電動パワーステアリング)の採用と合わせ、狭い駐車場や路地でもスムーズに運転できる優れた取り回し性を実現。

運転支援機能

・交差点の右左折などの旋回時に、ヘッドライトの照射範囲よりもさらに内側の路面付近を照らし夜間の走行時などでの安心感を高めるアクティブコーナリングライトをタイプ別設定。

・坂道発進時に、ブレーキペダルから足を離しても、一時的にブレーキ圧を保持することで、後退を防ぎ、スムーズな発進をサポートするヒルスタートアシスト機能をメーカーオプション設定。

・左前輪から前方約7mまでの路面を映し、縦列駐車や狭い路地の走行などで安心感を高めるサイドビューサポートミラーを採用。

・周囲の視界をカメラ映像でとらえ、安心/安全な運転をサポートするマルチビューカメラシステムをタイプ別設定。

安全性能

・衝突時の自己保護性能の向上とともに相手車両への攻撃性も低減するコンパティビリティ対応ボディを採用。さらに、歩行者の保護を視野に入れた歩行者傷害軽減ボディを採用。

・衝突を予測し、ドライバーに危険回避行動を促すとともに、衝突時の被害を軽減する「追突軽減ブレーキ(CMBS)+E-プリテンショナー(運転席/助手席)」をタイプ別設定。

・乗員の着座位置、衝突形態に幅広く対応する、運転席用i-SRSエアバッグシステム(連続容量変化タイプ)を全タイプに標準装備。

・側面衝突時の衝撃を緩和する3列に対応した「1列目シート用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)+サイドカーテンエアバッグシステム(1~3列目シート対応)」をタイプ別設定。

環境性能

・全タイプ、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得。

・FF車は「平成22年度燃費基準+25%」、4WD車は「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、全車、本年4月から施行されている「環境対応車普及促進税制(自動車取得税と自動車重量税の減税措置)」と「環境対応車普及促進対策費補助金」に対応。

福祉車両(サイドリフトアップシート車/助手席リフトアップシート車)

・広く開放感にあふれる室内や低くフラットなフロア、大開口のドアなどの優れた資質を活かしたサイドリフトアップシート車と助手席リフトアップシート車を設定。スイッチひとつの簡単操作で回転から昇降までフル電動で行えるシートを採用。また、ラゲッジスペースに車いすをすっきりと収納できる、車いす固定用ネット&保護カバーを標準装備。

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ステップワゴン G Lパッケージ:フロントスタイルステップワゴン G Lパッケージ:後方視界イメージスパーダ:スカイルーフスパーダ:フローリングステップワゴン:両側パワースライドドア

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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