マツダ工業技術短期大学校、オープンカレッジを開始
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マツダは、マツダ工業技術短期大学校(以下、マツダ短大/広島市南区)にて、オープンカレッジを開始した。これは、マツダのお取引先企業の従業員の方をマツダ短大の聴講生として受け入れることで、お互いの「ものづくり力」と中長期的な商品品質の維持と向上を目指す、マツダ短大の新しい取り組みである。
このオープンカレッジは、取引先企業において技能指導を行う立場として期待されている方に学生の実習へ参加することで、マツダ短大講師の指導を参考に、教える立場としての成長を支援することを目的としている。
また、オープンカレッジを実施し、取引先企業とマツダ短大との交流機会を設けることで、お互いにとってメリットのある生産技能や社員育成方法などの情報交換と共有や、聴講生の方とマツダ短大の講師や学生がお互いに刺激を与え合うことで、さらに成長することも期待されている。
マツダ短大は、技術・技能の基本、幅広い知識、豊かな人間性を併せ持つ人材を育成するために、マツダが1988年に設立した厚生労働省認定の2年制企業内短大。2年間の学習を終えた修了生は、それぞれ生産部門や試作部門などに配属される。現在、現業系社員の1割に当たる約1,000名の修了生が、生産現場の中核として活躍している。