スバル、アイサイト搭載モデルが国内販売50万台を達成…インプレッサは16万台以上に搭載
富士重工業が販売する運転支援システム「アイサイト」搭載モデルの国内累計販売台数が、2017年2月に50万台を達成した。2008年5月に日本で発売して以来、8年10か月での達成となる。
アイサイト搭載の車種別累計販売台数は、インプレッサが最も多く16万5156台(32.8%)、次いでレガシィが11万65台(21.8%)、フォレスターが10万7837台(21.4%)となっている(2017年2月末時点)。
アイサイトは、自動車や歩行者、二輪車までも対象としたプリクラッシュブレーキや、全車速追従機能付クルーズコントロール等を、世界で初めてステレオカメラのみで実現した。
富士重工業が公益財団法人 交通事故総合分析センターのデータを基に独自算出したところ、日本国内においてアイサイト搭載車は非搭載車に対し、1万台当たりの人身事故発生件数が61%減、内、車両同士追突事故に限ると84%減という結果が出た。
現在、アイサイト搭載車は日本をはじめ、豪州、北米、欧州、中国の各市場で販売しており、2016年11月には世界累計販売台数100万台を達成している。
アイサイトの予防安全性能については、アイサイトを搭載したスバル車が、米国でIIHS(道路安全保険協会)による2017年安全評価の前面衝突予防性能試験において最高評価「Superior」を獲得。
また、日本では国土交通省とNASVAが実施する予防安全性能アセスメントにおいて最高評価であるJNCAP「予防安全性能評価 ASV++」に選定されている。
さらに、欧州の新車評価基準であるユーロNCAPにおける、2016年安全性能総合評価で最高評価のファイブスターを獲得するなど、第三者機関から高い評価を獲得している。
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