シトロエンC4ピカソにクリーンディーゼル導入!来春より日本発売へ
シトロエンC4 PICASSO(ピカソ)に最新のクリーンディーゼルエンジンBlueHDiを搭載し、来春より日本導入する。今回、同時にフェイスリフトや最新の運転支援技術も装備された。
ディーゼルエンジンの開発に長い歴史を持つPSAグループの、集大成ともいうべきエンジンBlueHDiは、2013年9月からすでにグローバルで累計生産100万台を突破、日本市場へはシトロエンC4、DS 4、プジョー308、508、など同グループの3ブランド全5モデルに搭載され、2016年7月に導入。順調に売り上げを推移している。
シトロエンの量販ミニバンC4 ピカソについてもBlueHDiの導入が待たれていたが、今回、ピカソ専用に最適化された2.0Lの150psバージョンを初搭載するほか、よりプレミアムなミニバンとして大幅改良され登場した。
エクステリアでは、5シーターと7シーターのフロントマスクを共通化、ヘッドライト周辺にブラックのフレームを入れより引き締まった表情へとフェイスリフトされる。両手がふさがっていても開閉可能なハンズフリー電動ゲートや、PSAグループ最新の運転支援技術を多数搭載しているのも大きな特長だ。
▼C4 PICASSO フェイスリフトモデルの主な変更点
クリーンディーゼル搭載BlueHDiモデルの追加
CO2排出量を約15%軽減し、燃料消費量を約25%(C4 ピカソ:18.0km/L)改善した環境性能を誇るPSAグループのBlueHDiエンジンは、AdBlue(尿素水溶液)式SCR(Selective Catalytic Reduction)によりNOx90%、DPFによりPMを99.9%を除去。最新の欧州排ガス基準Euro6および日本のポスト新長期規制に適合したクリーン技術を採用している。
C4ピカソには、最高出力150ps、最大トルク370Nm/2,000rpmの出力特性をDS 4に搭載された2Lエンジンの基本設定を踏襲しながらファミリーカーであるC4 ピカソのキャラクターにあわせて最適にチューニングし搭載、パフォーマンスと実用燃費のバランスを図っている。エコカー減税100%対象で、購入費用とランニングコストを軽減した優れた経済性を誇る。
【ボディカラー】
新色としてラズーリブルーとサーブルが追加され、全6色での展開となった。
◇アクティブセーフティブレーキ
衝突のリスクを検知してアラートを発し、ドライバーが回避操作を行わない場合にブレーキをかける。(最大減速度約1G、50km/h程度の減速で、作動範囲は5km/h~。80km/h以下では停止車両を60km/h以下では歩行者も検知するが自転車やオートバイは検知しない)
◇アクティブクルーズコントロール(ブレーキサポート付)
エンジンブレーキによる減速だけでなく、ブレーキングによる減速効果で設定した車間距離を保つ。追随する前方車両が停止した場合は、車間を保持して停止。再発進するにはアクセル操作が必要となる。(作動スピードは30km/h~、最大前方検知範囲は150m程度。*ブレーキサポート付はディーゼルエンジン車のみ装備される)
◇レーンキープアシスト
カメラが車線を検知し、ウィンカー操作無しに車線をはみ出しそうになると、自動的にステアリングを修正する。(高速走行時65km/h~で作動)
◇アクティブブラインドスポットモニター
従来のドアミラー部のオレンジ灯による警告のみならず、ステアリングの反力により、危険な車線変更を抑制する。(12km/h~で作動)
◇スピードリミットインフォメーション
カメラが制限速度を認識して、フルデジタルインパネに表示。ドライバーは任意でクルーズコントロールおよびスピードリミッターに連動させることができる。
◇ドライバーアテンションアラート
ステアリングやアクセルペダルへの操作と、カメラによる車線に対するふらつきを検知して、居眠り防止の警告を行う。さらに一定速度以上での連続運転が2時間を超えると、コーヒーカップマークが警告音とともに現れ休憩を促す。
◇新タッチスクリーン
日本語を言語として選択できるようになった
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