赤い“ハコスカ”が聖地・高野山を疾走!動画公開【世界遺産×名車】
「ニッポン クラシックカー&エキサイティングカーラリー」(NCCR 2016)のイベントで、赤い“ハコスカ”が聖地・高野山を疾走!TOYO TIRESがドローンを使った圧巻の動画を公開した。
この動画では世界遺産にも登録された「日本を代表する荘厳な信仰の聖地」、輝きを放って世界から名声を博してきた「往年の名車たち」の希少なコラボが見られる。
弘法大師の名で知られる真言宗の開祖・空海が、816年に開創した地、高野山。1200年という悠久の時を重ねた記念すべき2016年9月、この高野山に数多くのクラシック、スーパーカーが集結した。
その名も「ニッポン クラシックカー &エキサイティングカーラリー2016」(NCCR 2016)。本年度2回目を数えるこのセッションは、奈良(葛城市)大和路から始まり、紀伊・高野山を巡るコースを舞台に開催されたラリーイベントだ。
雄大な自然と、ドローンが魅せる世界遺産のダイナミックな映像
1,000メートル級の山々、雲海のはざまに突如姿を見せる宗教都市・高野山。8つの峰々に囲まれた、この静寂な平原の幽地を「高野」と名づけた弘法大師・空海。この真言密教の聖山では、生と死、動と静がひとつとなっている。静寂のしじまを裂くように、参道を疾走するのは1台のスカイライン……
ボクシーなスタイルが通称「ハコスカ」と呼ばれる同車の真っ赤なボディは、高野山・金剛峰寺境内巨大な塔の朱の彩りと美しい共演を果たしている。
燃えさかる護摩の炎、壮大な立体曼荼羅、そして僧侶たちの読経にハコスカのテールライトが重なる瞬間、見る者は現代から別世界へいざなわれたような感覚を味わうだろう。また、ドローンがゆっくりと浮き上がり、高野山のシンボル・根本大塔をダイナミックに映し出す映像では、日本の精緻な技術・美意識をあらためて知ることができる。
ジャガーやアルファロメオ、フェラーリの激レア車も登場!
動画では、スカイライン KPC-10(1972年式)「ハコスカ」にスポットを当てたが、高野山には、そのほかにもジャガー「E-TYPE ロードスター」(1962年式)、アルファロメオ「1900coupe SS Ghia Aigle」(1956年式)、ランボルギーニ「アヴェンダドール」(2016年式)やフェラーリ「DINO 246GT」(1970年式)など目を見張るクラシック&スーパーカーがやってきた。
ファン垂涎の総勢45台ものクルマたちに、密教の根本道場をひと目見ようと訪れた観光客らも思わず立ち止まる。日本屈指の聖域と数々の珍しいクルマたちのコラボレーションは、意外な好相性を見せていた。
「息子にこの車を譲り渡したい」親子3代をつなげるハコスカ愛
動画のメイン車として登場した日産「スカイライン GT-R」は、その四角いシルエットから「ハコスカ」の愛称で知られている。オーナーの松井重糺さんは、オリジナルパーツにあえてこだわらず、“実用車”として新しいパーツも積極的に採り入れている。「いつか息子が大きくなったら、この車を譲り渡したい」松井さんは笑顔でそう語っていた。
松井さんはこの車を購入してから、実は父親も「ハコスカ」乗りだったことを知ったという。親子3代にわたり、引き継がれる「ハコスカ」愛。いつかは息子さんもこの真紅の車を乗りこなす日が来ることだろう。
そのほかには、大きくボンネットがせり上がる古きジャガーも、多くの注目を集めた。また、若いオーナーが小さな“てんとう虫”、「スバル 360」に乗って会場入りすると、子供たちから歓声が起こった。
異色の組合せが驚きの化学反応を生んだ「NCCR 2016」。来年も新たな仕掛けで私たちを楽しませてくれるだろう。
「ニッポン クラシックカー&エキサイティングカーラリー」(NCCR 2016)
NCCRは、過去6年間、近畿地方の各県を舞台に開催されてきた。
クラシックカーと欧州車によるツーリングがベースにしたラリーイベントだが、一部、「スペシャルステージ(SS)」という特別計測区間を設けての競技性とゲーム性を兼ね備えたメニューも実施する。
開催地は、クラシックカーの魅力を最大限に発揮できるロケーション、地域振興・活性の一助となることを念頭に毎回選定。今回は、高野山の魅力の発信のみならず、クルマたちが脈々とまとってきた時空と世界遺産との掛け算で双方の魅力を倍増することを狙いとし、高野山が選ばれた。
NCCRのキャッチコピーは「自動車は文化だ!」。クラシックカーの、ひいては自動車自体の魅力を発信し、日本の自動車文化の振興を目的としている。その趣旨と取り組みに賛同したTOYO TIRESは、本年からこのイベントを冠協賛してサポートしている。
TOYO TIRES
「そのタイヤに、驚きはあるか。」をブランドメッセージとして発信しているタイヤメーカー。ユニークな発想力と革新の技術力で、常に新次元の価値を生み出すことに挑戦し続けている。また、5月の「曽爾クラシック」のようなイベントのほか、「TOKYO DESIGN WEEK」のようなアートイベントなどを通じて、積極的にエンターテインメントを届ける取り組みを行なっている。
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