ホンダ新型「シビック クーペ」をLAショーで世界初公開! ~2種類の新開発エンジンを採用~
ホンダは、2015年ロサンゼルスオートショー(現地日時:11月17日~29日)にて、新型「シビック クーペ」を世界初披露した。
北米で10代目となる新型シビックシリーズは、デザインや走行性能、燃費に加えて、快適性や安全性に至るまで、すべての領域で妥協することなく新たに開発された。シビックセダンに次ぐ第2弾として初披露されたシビッククーペは、セダン以上に際立たせたファストバックスタイルや、短いリアオーバーハングなど、スポーティーさをさらに追求したデザインとしている。
また、セダン同様に北米向けホンダ車では初搭載となる1.5リッター直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンを含む、2種類の新開発エンジンを採用したほか、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」などの最新技術も多く取り入れ、コンパクトクラスに新たな価値を提供する。
この新型シビッククーペは2016年3月に発売を予定している。北米向け新型シビックシリーズは、セダンとクーペのほかに北米初投入となる5ドア、スポーティーモデルのSi、そしてTYPE Rを設定しており、今後順次発売する。
また、生産については、セダンとクーペは米国・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場で、5ドアは英国・スウィンドン工場でそれぞれ行われる。
なお、今回のロサンゼルスオートショーでは、10月に開催された「第44回東京モーターショー2015」のホンダブースで世界初披露された新型の燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」市販予定車も、北米で初めて展示される。
主な特長4つ
(1)セダンに比べさらに低いルーフラインや、短いリアオーバーハングのファストバックスタイル、左右のテールランプをテールゲート上で横一文字につなぐデザインが特徴的なLEDテールランプなど、スポーティーさが一層際立ったエクステリアデザインとなっている
(2)従来モデルを上回る広さを備えた室内空間は、コンパクトクラスのスタンダードを超える上質感を実現したインテリアデザインと充実した装備により、乗る人にさらなる快適さをもたらす。一方で、従来モデルより低いヒップポイントなどにより、よりスポーティーなイメージも生み出している
(3)セダンにも採用された174馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンと、158馬力の2リッター直列4気筒DOHC i-VTECエンジンの2種類の新開発エンジンを採用。いずれのエンジンも従来のシビックを超える力強さとレスポンスの良さ、そしてコンパクトクラストップレベルの燃費性能を実現した
(4)北米向けホンダ車として初搭載となる「渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」をはじめ、「衝突軽減ブレーキ(Collision Mitigation Brake System)」、「路外逸脱抑制機能(Road Departure Mitigation)」など、先進技術を装備した安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用している
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