シトロエン新型「C4」新エンジンで燃費改善、16.3km/Lを達成

シトロエン 新型 C4

9月11日に発売開始されるシトロエン新型「C4」は『PureTech1.2リッターターボエンジン』と『EAT6(エフィシェント・オートマチック・トランスミッション)』との組み合わせに加え、ストップ&スタート(アイドリングストップ)機能の搭載、約30kgの車重軽減などにより燃料消費量(JC08モード)は16.3km/Lを達成。従来モデルの13.5km/Lに比べ20%以上の燃費改善を果たした。

シトロエン 新型 C4

新型C4には、コンパクトハッチバック「C3」に導入された『3気筒1.2リッターエンジン』をベースに、最新の直噴システムとターボチャージャーを加え、高い動力性能と環境性能を備えたパワーユニットを採用した。1気筒あたり5つの噴射口を持つインジェクターからは200barの高圧燃料がスパークプラグに近い位置に噴射され、高効率の燃焼を実現している。最新のターボチャージャーにより最高出力130ps、最大トルク230Nmを生み出し、そのパフォーマンスは最高出力は60%、最大トルクは95%(自然吸気エンジン比)という大幅な向上を成し遂げている。

このPureTech1.2リッターターボエンジンは、2015年6月『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2015』を1.0~1.4リッター部門において受賞している。PureTechエンジンの低燃費およびCO2排出量削減などのパフォーマンスが高く評価され、世界34ヶ国80名のモータージャーナリストの投票によりその栄誉に輝いた。

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「C4ピカソ」と同じトランスミッション『EAT6』を採用

また、トランスミッションには「C4ピカソ」に採用され国内でも高い評価を得ている『EAT6』を搭載。ギヤレシオをハイギヤード化することで同一速度域でのエンジン回転を下げ、新開発のクラッチによってロックアップ領域を拡大、トルクコンバーターのスリップロスを低減させている。

また、ミッション全体のフリクションロスもさらに低減し、低速域でのニュートラルコントロールを最適化するなど効率を突き詰めることによって、スムースで省燃費、静粛性を高めた。より素早く、ダイレクトなシフトフィーリングを実現した次世代型トランスミッションである。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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