「ジュネーブショー2015」注目ラインナップを一挙公開!

いよいよ明日3月3日から「ジュネーブモーターショー2015」が開幕する。(プレスデー:3月3日~4日、一般公開日:3月5日~15日)

そこで、注目の車種をピックアップして簡単な解説+写真で紹介する。

※写真をクリックするとより多くの写真が見られるフォトギャラリーへ移動します

レクサス 「LF-SA CONCEPT」

レクサス LF-SA CONCEPT

レクサスは新しいコンセプトモデル「LF-SA CONCEPT」を世界初公開する。

力強く、そして情熱的なレクサスのデザイントレンドを大胆に具現化した「LF-SA CONCEPT」は、今までにない領域でレクサスの「未来」を表現し、究極のラグジュアリー体験を提案するコンセプトモデルだ。

レクサスの記者会見と「LF-SA CONCEPT」の世界初公開の模様は、現地時間3月3日12:30(日本時間3月3日20:30)から下記サイトにて生中継される。

http://new.livestream.com/LexusInternational/events/3798952

また、ジュネーブモーターショーでは、レクサスのハイパフォーマンスブランドである“F”の名を冠した2台の最新モデル「GS F」と「LF-C2 CONCEPT」もヨーロッパで初デビューする予定となっている。

ホンダ 「シビックタイプR」

ホンダ 欧州向け新型「シビック TYPE R」

ホンダは、欧州向け新型「シビック TYPE R」を世界初公開する。

新型シビック TYPE Rは、欧州向け「シビック(5ドア)」をベースに、「歴代最高のシビック TYPE R」を目指して開発されたスポーツモデル。走りと燃費性能を高次元で両立させる新世代パワートレイン「VTEC TURBO」シリーズの一つ“2リッター4気筒直噴ガソリンターボエンジン”を初めて搭載すると共に、走るための機能を追求したエクステリアデザインやシャシーにより、加速性能やハンドリングなどにおいて圧倒的な走行性能を実現している。

このほか、欧州で初出展となる新しい価値を提案するスーパースポーツモデル新型「NSX」や新型の燃料電池自動車のコンセプトモデル「Honda FCV CONCEPT」を始め、新型「HR-V(日本名:ヴェゼル)」、新型「ジャズ(日本名: フィット )」などの欧州市場向け新型車を出展する。

さらに、2015年からF1に参戦する、McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)が1月29日に発表する予定の新型マシン「MP4-30」の出展も予定している。

日産「SWAY」

日産 SWAY

ジュネーブショーで日産が世界初公開する「SWAY」は、欧州日産で需要のある「キャシュカイ」と「ジューク」のデザインなどを取り入れた、小型ハッチバックモデル。

写真の公開は1枚のみで詳細は3月3日11時半、日産の記者会見で明らかとなる。

三菱 「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」

MITSUBISHI Concept XR-PHEV II

『MITSUBISHI Concept XR-PHEV II』は、『アウトランダーPHEV』に次ぐプラグインハイブリッド車(PHEV)の第2弾を想定した小型SUVのコンセプトカー。

同車が提案する新たなPHEVシステムは、都市型クロスオーバーに最適な小型・軽量・高効率なFFタイプとしており、プラグインハイブリッドでトップレベルの低CO2排出量40g/km以下に抑えるとともに、レスポンスよく滑らかで力強い走りを実現している。

三菱 新型「L200」

三菱 新型 L200

『L200』は、昨年11月にタイで発売した新型ピックアップトラック『トライトン』の欧州仕様。

働くクルマとしての機能性・信頼性を向上しながら、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツユーティリティトラック」を目指して開発された。

2.4リッター MIVECディーゼルターボエンジンは欧州規制に合わせて仕様の最適化を図り、クラストップレベルの低CO2排出量169g/㎞を実現しながら、力強く扱いやすい出力特性としている。

また、4つの走行モードを備え、あらゆる路面で最適な走りを提供する『 パジェロ 』譲りの「スーパーセレクト4WD-II」を搭載し、優れた走破性を実現。新型ピックアップトラック『トライトン』『L200』は順次グローバル展開を進めており、最終的には約150ヶ国での販売を計画している。

スズキ 「iK-2」

スズキ コンパクトカー「iK-2」

「iK-2」は、「Harmonised Force(調和した力)」をコンセプトに、コンパクトカーに必要とされる全ての要素を高次元で融合させることで、コンパクトカーの価値を極限まで高めたコンセプトカーである。

スズキ 「iM-4」

スズキ 「iM-4」

「iM-4」は、「Shape the Inspiration(インスピレーションを形にする)」をコンセプトに開発された象徴的な小型4WDである。スズキのコンパクト4WDのDNAと最新技術を個性的なデザインにパッケージすることで、乗り手にインスピレーションを与える新提案モデルである。

マクラーレン 「McLaren 675LT」

マクラーレン 新型「675LT」

ジュネーブショーで世界デビューを果たす「McLaren 675LT」は、パフォーマンスと軽量化、そしてドライバーとの究極的な次元の一体感を明確な開発目標としたモデルで、およそ20年ぶりに“LT(ロングテール)”の名を与えられた。

アイコニックな伝説的モデルの精神を継承しつつ、エアロダイナミクスの最適化とスタイリングの劇的な向上により、同じマクラーレンスーパーシリーズの「650S」より、ダウンフォースが40%向上している。さらに、675PS(666bhp)に高められた最高出力と700Nm(516lb ft)の最大トルク、そして徹底的な軽量化が施され、クルマとの一体感、刺激的、そして感動的なドライビングエクスペリエンスを体感できる。 こうした数値は3.8リッターV8ツインターボエンジンに施されたコンポーネントの軽量化や、新型ターボの搭載といった大規模な改良によって実現した。

こうした数値は3.8リッターV8ツインターボエンジンに施されたコンポーネントの軽量化や、新型ターボの搭載といった大規模な改良によって実現した。

0-100km/hまで、わずか2.9秒で到達する675LTのスプリント能力は、トラクションを最適に制御する優秀なドライブトレインによるもの。加速性能についても妥協はしておらず、0-200km/hまでは8秒の壁を破る7.9秒で到達。最高速度も330km/hを記録する驚異のパフォーマンスを誇っている。

マクラーレン 「P1 GTR プロダクション・インテントモデル」

McLaren P1 GTRプロダクション・インテントモデル

「P1 GTR プロダクション・インテントモデル」は、サーキット専用モデル。

この冬数ヵ月間に渡り、欧州および中東で開発プログラムが実施され、徹底した軽量化と、サーキットのために最適化されたハイブリッドパワートレインの採用によって、McLaren P1 GTRのパワーウェイトレシオは、ロードカーモデルより10%以上向上し700PS/トンを実現している。

こうしたテストによってマシンの性能を極限まで高めた結果、2014年夏にペブルビーチコンコースデエレガンスで公開したデザインコンセプトよりも、冷却性能とエアロダイナミクスをさらに向上させた。

発売日は既に発表されており、ルマン24時間レースでMcLaren F1 GTRが優勝してから20年目を記念するタイミングとなる2015年6月で、375台の製造を行う。

アウディ 新型「R8」新型「R8 e-トロン」(EV)

アウディ 新型R8

新型「R8」とEVモデルの新型「R8 e-トロン」を世界初公開。

新型「R8」は5.2リットルV10エンジンを搭載し、0-100km/hまでの加速は3.2秒としている。

一方、新型「R8 e-トロン」はリチウムイオンバッテリーを搭載し、0-100km/hまでの加速は3.9秒を実現した。なお、1度の充電で最大航続可能距離が450kmとしている。

ポルシェ 新型「ケイマン GT4」

ポルシェ 新型ケイマン GT4

ポルシェAGは、2台の究極のスポーツカーを世界初公開することを発表した。

そのうちの一台、新型「ケイマンGT4」の情報が公開された。同車はミッドシップエンジンクーペの ケイマン をベースにした初めての高性能GTスポーツカーで、ニュルブルクリンクの北コースを7分40秒で走り切るニューモデルである。

他のケイマンモデルとは一線を画す新型ケイマンGT4には、911カレラSから流用された最高出力385PS(283kW)を発生する3.8リッターエンジンが搭載されている。 低い位置に設けたフロントスポイラーによって一新されたフロントエンド、エンジンフード前方に追加されたエアアウトレット、およびリアウイングによって、前後のアクスルの双方にダウンフォースを発生させる唯一の ケイマン となっている。30mm車高を下げたシャシーと大径のブレーキシステムは、911 GT3から流用されたコンポーネントによってモータースポーツにも対応できるスペックとした。

なお、もう1台のワールドプレミアモデルは、サーキットで新しいベンチマークを確立する卓越のポルシェ。2015年3月3日11:30(中央ヨーロッパ標準時)、ジュネーブのパレクスポ・アリーナにおけるポルシェの記者会見でワールドプレミアが行われ、ライブ映像がドイツ語と英語で放映される。(http://porsche.gomexlive.com/

ロールス・ロイス

静謐(せいひつ)と名付けられたワンオフのビスポーク仕様ファントム

ロールス・ロイスからは、着物がモチーフになったビスポーク仕様の「ファントム 」が世界初公開される。

セレニティー(静謐)と名付けられた同特別仕様車は、個性的な演出を飽くことなく追求したラグジュアリーカーとして新しいベンチマークを確立するとともに、ビスポークがロールス・ロイスそのものであることを再確認させるものとなっている。

今回のビスポークでは極上のシルクにスポットを当て、これまでいかなるラグジュアリーカーでも見ることのできなかった豪華なインテリアを実現している。その独特のデザインには、クラフトマンシップ、創造性、そしてディテールに注がれた配慮のレベルの高さが現れている。

豪華なインテリアには、欧州家具などに用いられた演出や、江戸時代の日本の着物のデザインを取り入れることで、現代に心の安らぐロールス・ロイスならではのインテリアを誕生させた。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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