ホンダ、アキュラ新型「MDX」を2013年ニューヨークオートショーで発表
ホンダの米国現地法人のアメリカン・ホンダモーターは、2013年ニューヨークオートショーにて、ラグジュアリーSUVの新型「MDX」の量産モデルを発表した。
新型「MDX」は、新開発の3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンの搭載、前・後サスペンションの一新と軽量化シャシー等の採用により、加速性能と快適性を備える。さらに今回より、従来のSH-AWDモデルに加え、2WDモデルを新たに追加する。新型MDXは全米で2013年半ばより販売開始予定。
新型MDXの主な特徴
■新開発の3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンの搭載により、高出力と低燃費を両立。290馬力の最大出力と267lb.-ft.の最大トルクを実現しながら、さらに状況に応じて使用気筒数を6気筒と3気筒に切り替える可変シリンダーシステム(VCM)の採用により、SH-AWDモデルで18/27/21mpg、2WDモデルで20/28/23mpgの燃費を達成。
■完全新設計の軽量化シャシーは先進軽量素材を55%以上使用することにより、車両重量で従来モデルから275ポンドの軽量化を達成。また、新開発した前・後サスペンションに加え、走行状況にあわせて四つの車輪全てに最適な駆動力を瞬時に配分して高い旋回性能や車両安定性を実現するSH-AWD(Super Handling - All Wheel Drive:四輪駆動力自在制御システム)を組み合わせることで、卓越したハンドリングとコーナリング性能を発揮する。
■エクステリアにはジュエルアイ(Jewel EyeTM)LEDヘッドライトを採用。LEDライトが点灯時と非点灯時ともに宝石のようにキラキラと輝く特徴的なデザインと、高い視認性や広い照射範囲をあわせ持つ。
■インテリアには2列目シートにおけるワンタッチウォークイン機構やロングスライドシートを採用することにより、3列目シートへのアクセスや2列目シートのレッグスペースを大幅に改善。また、空調やオーディオなどを一画面で直感的に操作できるタッチパネルスクリーン(On-Demand Multi-Use Display)を採用している。
■低速追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)やレーンキープアシストシステム(LKAS)などの先進安全装備に加え、次世代アキュラリンクなど多くの先進技術を搭載。
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