ポルシェ カイエン S ハイブリッド 燃費レビュー【高速道路編】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
驚愕!瞬間最高燃費は16.6㎞/Lを記録!
カイエンSハイブリッドは、中央高速上でとにかくエンジンを止めたがっていた。スキあらば、止めてやろうという感じだ。
面白いのは、セーリングモードで走行していても、ホンの少しだけ回生してバッテリーに充電していることだ。
エンジンパワーは駆動と同時に、時としてバッテリーの充電を同時に行っている。だが、セーリングモードではエンジンは止まっている上に切り離されているわけだから、エンジンからの充電はできない。しかし、充電が十分に行われて、バッテリーの目盛りが9つ目に達すると、今度はバッテリーでタイヤを駆動している。その矢印の方向が逆転する様子がインジケーターで何度も示されたが、体感することはできなかった。とてもキメこまやかな制御が行われている。
燃費は驚異的で、走行中のメーターパネルのインジケーターでは15km/lから16km/lの間の値を示し続けていた。最も高い値は、16.6km/l。最終的に首都高速4号線外苑インターチェンジを下りて、絵画館前広場に到着した時には15.9km/lを示した。しかしカメラで撮影する直前に、15.4km/lに表示が変わってしまった。
いずれにしても、これだけ上質で速いパフォーマンスと車内外の高級な仕上げと装備を持つ“5人乗りポルシェ”としては、驚異的に優秀な燃費値だった。
編集後記
高速道路編では、カイエンSハイブリッドの底力を思い知らされました。車両重量2350kgの巨体がパワフルかつ俊敏に快走し、瞬間ではありますがリッター16.6㎞/Lを記録した時は驚きました。いくら高速道路と言えど、いくら長い下り勾配だったからと言えど、特に道が空いていたわけでもなく、八王子付近からは平均速度60~70㎞/hのペースで走行していました。なのにこの優秀な燃費数値、ホント驚きです。
国立府中付近からは徐々に混雑の影響で、車両間隔が詰まってきます。ブレーキを踏む回数も多くなり、気がつけば高井戸を過ぎ首都高速4号線へと入ります。ここから外苑までは夕方の渋滞の影響か、通過に20分ほどかかりました。燃費計は16.0㎞/Lのあたりを行ったり来たりしています。外苑出口をおりた後、ゴールの聖徳記念絵画館前のイチョウ並木まで行く間に、ガクンと燃費が落ちて15.9㎞/Lに。
最終的には15.4㎞/Lにまで落ちてしまいましたが、それでもカイエンSハイブリッドの燃費性能は期待を上回る結果となり、ポルシェの技術力の高さを伺い知れました。
あらたにラグジュアリーSUVをお探しの方、カイエンSハイブリッド是非おススメします!
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