日産 エルグランド 実燃費レビュー【一般道編】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
杞憂だった2.5リッターエンジンのパフォーマンス
東京・九段の日本武道館を出て、渋滞気味の目白通りを走っていった時の印象は、とても良い。
タイヤの上下動はうまく抑え込まれているし、細かなバイブレーションやノイズも遮断するのに成功している。総じて、マイルドな乗り心地がクルマ全体を上質に感じさせている。
だが、2トン近い重量に対して、2.5リッター4気筒エンジン(最高出力170馬力、最大トルク25.0kgm)は、ちょっと心もとないのではないか?
そんな、出発前にちょっとだけ心配していたエンジンのパフォーマンスも、杞憂に終わった。低い回転域から十分なトルクが発生していて、現場に急ぐインテリア工事業者のハイエースなどに遅れることもなかった。
組み合わされるトランスミッションはCVT。静かで、スムーズ。スロットルペダルを急に踏み込んでも、CVTベルトからの騒音が大幅に高まることもない。
目白通りを行って、環八を越え、関越自動車道に乗る手前で脇道に逸れ、武道館からの燃費をチェックした。
日産 エルグランド 実燃費レビュー
【一般道編】走行ルート:日本武道館~環八~関越 練馬IC/実燃費:7.0km/L
この記事にコメントする