レクサス 新型UXのウリは“走りの良さ”、仮想敵はBMW X2【ジュネーブショー2018】

レクサス UXがジュネーブでワールドプレミア

2018年3月6日の午前10時、スイス・ジュネーブモーターショーのレクサスブースは熱気に包まれた。ロングホイールベースのRXLや、Fシリーズの10周年記念車などが紹介された後、真打が登場した。

その名は、レクサス UX。

前評判通り、レクサスのSUVラインアップでは、RXやNXに次ぐエントリーモデルとしてのポジショニングとなるコンパクトSUVだ。

新型UXのフロントマスクは、ひとめでレクサスと認識できる強烈なインパクトがある。サイドビューとリアビューでは、他のレクサスSUVとの様々な共通アイコンも持つ。

インテリアは、20代から30代のユーザーを意識した、アグレッシブなスポーティ感を強く印象づけたデザインとなっている。

エンジンは2本立てだ。レクサス記者会見の直前に行われたトヨタの発表で明らかにされた、新型オーリスが搭載する2.0Lのハイブリッドエンジンをレクサス UXでも採用する。この他、直列4気筒のガソリンエンジンも用意されている。

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プレミアムエントリー市場、後発のレクサスの戦略は?

レクサス関係者によると新型UX最大の注目点は「走りの良さ」だという。

UXが戦うプレミアムエントリークラスでは、BMW X2などが市場に認知されており、このクラスで後発となるレクサスにとって、「走りの良さ」を追求することでライバルたちとの差別化を図る戦略だ。

欧州市場においてレクサスの販売台数は右肩上がりで、2017年には過去最高の7万6402台を記録。2020年には10万台の大台を狙うと宣言したレクサスにとって、新型UXの存在感は大きい。

また、日本市場では「2018年冬に、ハイブリッドとガソリンの2タイプで発売する」(レクサス関係者)という。

レクサスの新戦略“UX”は日本でも人気に火が付くのか。発売日が楽しみだ。

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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