メルセデス・ベンツ、モビリティとリビングの未来の形を具現化した体験施設「EQ House」を期間限定オープン
- 筆者： オートックワン 編集部
東京ミッドタウンで近未来の建築が普及した将来のライフスタイルが体験できる！
メルセデス・ベンツ日本と、株式会社竹中工務店は2019年3月13日、モビリティとリビングの未来の形を具現化した体験施設「EQ House
（イーキュー ハウス）」を、東京・六本木に約2年間の期間限定でオープンする。
「EQ House」は、ダイムラー社が2016年に提唱した中長期戦略「CASE（『Connected』『Autonomous』『Shared & Services』『Electric』の4つのキーワードの頭文字からなる、次世代の自動車社会の概念を変える言葉）」が普及した未来のライフスタイルを、竹中工務店の最先端のデザインと技術で具現化した体験施設。
日本で展開するEQモデル（メルセデス・ベンツのEV車）を展示するほか、様々なコラボレーションイベントやコンテンツを通じて、モビリティとリビングの未来の形を実際に体験することが可能。建築にはAIを搭載することで、人とダイレクトに繋がることを可能にしたほか、デジタル情報を活用した最先端の設計・生産技術を採用している。
メルセデス・ベンツ日本はこれまでもCASE戦略に基づき、ユーザーの生活をより便利にするための製品やサービスを展開しており、2019年は電動モビリティを包括するブランド「EQ」を日本で本格展開予定。一方、竹中工務店は「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」ことを経営理念とし、多様なユーザーニーズに応える建築を実現してきた。
今回のコラボレーションは、両社が描く未来のライフスタイルが共鳴し、実現したもので、多くの方々に「EQ House」に訪れてもらい、人々の生活がより充実する未来のライフスタイルを体験してもらいたいとしている。
EQ Houseに活用された最先端技術の一例
【AIを搭載した近未来の建築】
「EQ House」は自ら学び、成長していく。建物中央に設置された透明なガラスインターフェースには、情報が浮かびあがり、人の手の動きや声により照明や空調などの室内環境をコントロールすることが可能。さらに、AIを搭載することで個々の好みや快適性を学び、よりカスタマイズされた快適な空間で生活することができる。これら建築一連のサービスは、竹中工務店が開発したビルコミュニケーションシステムにより実現されている。人と環境の双方に対してダイレクトに繋がる建築は、自然の一部のようにも見え、まるで建築に命が宿っているかのように感じることができる。
【デジタル デザイン ビルド（デジタル情報を活用した設計・生産技術）】
1200枚に及ぶ外観パネルは、1年365日の日照パターンすべてをシミュレーションした結果により最適な形状と配置を決定。また、各パネルは個別のIDで管理され、スマートグラスなどのウェアラブルデバイスを通してタイムリーに設置場所などの必要な情報を提供し建築現場での作業を支援している。
EQC
2018年9月にスウェーデンで発表されたメルセデス・ベンツ初のEVモデル。同期式モーター×2となる四輪駆動で、WLTPモードでの航続距離は400km以上、最高出力408ps、最大トルク765Nm、最高速度180km/h。搭載するバッテリーはリチウムイオン式で、容量は80kWh。
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