メルセデス・ベンツ 新型CL 発表会速報
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
あなたがたくさん売れてこそ、日本経済の復活です!
怒涛のロングボディを有する孤高のラグジュラリークーペこと、メルセデス・ベンツCLにこの度新型が登場した。
新型といっても、フルチェンジではなく、ビッグマイナーチェンジといった具合。その内容は外観デザインと、新エンジンの搭載という、豪華なブラッシュアップが施されたものとなった。
フロントバンパーとグリルの意匠変更をはじめ、前後ライトにLEDを埋め込むなど、さらなる高級感アップが図られた新型CL。注目の新エンジンも、ダウンサイズを図った新開発V8 4.7リッターツインターボエンジンを設定し、CL550に搭載。
そしてCL63AMGにも、燃費向上に大きく寄与する新開発5.5リッターV8直噴ツインターボエンジンが採用されたというスクープも用意されていた。
先のV8 4.7リッターエンジン(435ps/700Nm)は、従来の5.5リッターエンジンからのダウンサイジングによるもの。しかし出力を約12%、トルクを約32%も増大させ、燃費にいたっては約3割の向上を達成したというから、インテリ度がさらに増したという印象を受ける。
この秘密は、ズバリ燃料噴射にある。1つはピエゾインジェクターを用いたスプレーガイデッドガソリン直噴式燃料噴射システムの採用。そしてもう1つは1秒以内に点火スパークを最大4回発生するマルチスパーク・イグニッションというこれら2つの最先端テクノロジーと、ツインターボチャージャー技術を組み合わせ、従来モデルより大幅な燃費向上を達成させたというものだ。
一方、後者のCL63AMGに採用された新開発5.5リッターターボエンジン(544ps/800Nm)も、従来の6.3リッターエンジンからのダウンサイズによるもの。出力は19ps増、最大トルクは100Nm増としており、燃費に関しては約5割の改善が図られたとしている。
こちらの改善はCL550 BlueEFFICIENCYと同様の技術を盛り込み、これに加えてECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)や、従来のトルコンATに代え、湿式多板クラッチを用いたAMGスピードシフト7速MCTを搭載させたことが鍵となっている。
さらに、CL63AMGに専用オプションとして設定されるAMGパフォーマンスパッケージは、エクステリアとインテリアのブラッシュアップはもちろんのこと、エンジンにおいては571ps/900Nmという、こちらもハイスペックなコンディションを用意。
さらにさらに、CL最高峰クラスのCL65AMGにおいては、従来の出力612psから、629psへと、もはや止めることのできない野獣の突進そのものといったスペックで、今回もメルセデスブランドの頂点に君臨する模様だ。ちなみにこれでもEURO5に適合する排出ガスのクリーン化を実現しているというから、実に頭がさがる。
もはや自動車をとりまく環境は、ハイパフォーマンススペックだけでは生きられない時代へと完全に変貌を遂げた。そこには燃費を追求する最先端のテクノロジーが常につきまとい、ハイパフォーマンスに加えてインテリジェンスも備えた形が理想とされていくことは明確であり、そしてそれはさらに加速度を増して行くことは間違いない。
これは今回のCLに限ったことではなく、全世界の全自動車へ課せられるマーケットからの命題となることは必至だ。
●CL 550 BlueEFFICIENCY(V8 4.7L直噴ツインターボ/7速AT)¥16,300,000
●CL 600(V12 5.5Lツインターボ/5速AT)¥20,560,000
●CL 63 AMG(V8 5.5L直噴ツインターボ/7速AT AMGスピードシフトMCT)¥22,750,000
●CL 65 AMG(V12 6.0Lツインターボ/5速AT)¥30,200,000
※価格は税込み表示です。
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