マツダは本当に赤字覚悟で新型ロータリーエンジン搭載「RX-9」を開発するのか!?(1/2)

マツダは本当に赤字覚悟で新型ロータリーエンジン搭載「RX-9」を開発するのか!?
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ロータリーエンジンは「夢」や「ロマン」

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マツダは本当にロータリーエンジン搭載モデルを開発するだろうか?

売れるか売れないかを基準とすれば、99.9%失敗だと考える。今や燃費が悪いロータリーエンジンのニーズなど無いからだ。だからこそRX-8も尻すぼみになって終わってしまった。

ましてや「800万円のロータリーエンジン搭載車」など巨額の赤字を作るのみである。

一方「ロータリーエンジンこそマツダの魂だ!」みたいに主張する強硬な右派も少なくない。社内だけでなく外野にも存在する。

だからこそロータリーエンジンを取り上げた記事を書くと、少なからぬアクセス数になるのだった。

■>>話題の新型ロータリー搭載モデルは2017年に!?

ロータリーエンジン搭載モデルは望まれている?

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確かに自動車業界にとって「夢」や「ロマン」は重要。やがて「赤字でいいから作っちゃえ!」という流れになっていく。

マツダという会社はそういったDNAを強く持っている。

「足元の収益は悪くないけれど数年スパンで見ると“華”がない」という昨今の状況からすれば「大赤字にならないのなら宣伝費だと思って開発しよう!」と判断してもおかしくない。

果たして、マツダの顧客は赤字確実のロータリーエンジン搭載モデルを望んでいるのだろうか。

長い目で見たら好ましくない選択だと考える。高価なクルマの開発には、根本的な技術の革新が必要。今のマツダだと「中途半端でもいいや」とならない。「やるなら徹底的に!」ということになるはずだ。当然の如く開発予算もかさんでいくだろう。

■>>話題の新型ロータリー搭載モデルは2017年に!?

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

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