マツダ ロードスター25周年記念車が国内初公開! ~軽井沢ミーティング イベントレポート~(2/4)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:マリオ高野
25周年記念車のボディカラーは「赤」情熱や熱い思いを表現したかった
25周年記念車のお披露目にあたり、マツダの商品本部主査である山本修弘氏は下記のようにコメントしました。
「ロードスターオーナーの皆様のために、特別な感謝を込めて作りました。NC(現行型ロードスター)史上最高にして最強です。作るにあたっては、まず皆様への〝感謝〟がスタートになっていますが、その思いを伝えたくて、ロードスターの25周年を飾るに相応しいクルマを考えました。世界には様々なカスタマイズのロードスターがありますが、25周年記念車はマツダにしか作れないクルマとしてお届けします。
ボディカラーには、新型アテンザ以降に採用する新しいマツダの赤、ソウルレッドプレミアムメタリックを採用しました。これは今のマツダにとって、意味のある色なんです。情熱や熱い思いを表現したかった。NB(先代2代目ロードスター)の最終型にも特別な赤を用意しましたが、これは、今のマツダの最高の赤といえます。内装にはオフホワイトレザーを奢りました。
エンジンは、ピストン、コンロッド、フライホイールを誤差の少ない軽いパーツを厳選しています。最近のエンジン生産は高精度で品質が素晴らしいのですが、それでも微妙な誤差はでるものなので、より気持ち良くまわるエンジンをお届けするためにパーツを厳選しました。
とにかく、量産車としては非常に手間ひまをかけて作っています。まず、普通の生産ラインではこのレッドが塗れません。手で塗って、手で押して運ぶ。自動の量産ラインでの大量生産はできないクルマです。
次期型の新しいロードスターがデビューを待っている状態なので、次のクルマが出ても色褪せないようなクルマに仕立てたつもりです。速度リミッターや、サイドマーカーランプなど、各国の法規に合わせて変更する部分以外、たとえばサスペンションなどクルマとしての基本的なセッティングは世界統一仕様としています。
インパネも職人による手作業の塗装でそれぞれ微妙に違う色に仕上がる
1000台限定のうち、日本への割当25台は少ないのでは? と思われることでしょう。教科書的にいうと、市場規模に応じて割り当てました。初代モデルから25年、一切ブレることなく貫いた走る喜び。25という数字は重みのある数字なので、そのメッセージとして日本では25という数字にこだわったのです。ちなみに、歴代ロードスターがもっとも多く売れたアメリカへは100台、ライトウェイトスポーツの本場イギリスへは700台以上渡ります。
外装では、赤以外ではルーフとAピラー、ミラー、ヘッドランプベゼルを黒くして、スポーツカーとしての印象を引き締めました。Aピラーの黒塗装は、最初に黒を塗装してからマスキングして赤を吹くという工程で、このクルマでやっと実現できたものです。
インパネのデコレーションパネルは、CX-5のアニバーサリーモデルでもやりましたが、これも最初に赤、次に黒いぼかしを手作業で行います。職人の手加減でそれぞれ微妙に違う味が出ており、まったく同じものは2台とありません。
5月27日20時からWebで受付を開始、まずは商談予約として受け付けます。Webで予約語、販売店から連絡が入り、商談の番号がもらえますので、そこから商談を開始していただくことになります。台数は、商談受付の時点でコントロールされます。アメリカでは、わずか10分で250台の予約申し込みが入りました」
※編集部注:Webでの商談予約受付は既に終了しております
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