マリオが突撃「みんなのオーナーズクラブ」VOL.8 マツダ デミオ編(1/3)
- 筆者:
「マツダ デミオ」オーナーの生の声に直撃レポート!
デビューから5年目を迎えても尚、今年4~9月の新車販売台数のベスト10入りを果たしている人気車デミオ。去年の夏にはスカイアクティブが導入されるなど、エコカーとしても注目される一台ですが、ロングセラーとして高い人気を維持し続けている要因はエコ性能や経済性の高さだけではありません。
「デザインの良さ」と「運転することの楽しさ」という、デミオならではの2つの大きな魅力がデミオの人気を支えている。そんな事実が、オーナーさんの声を聴いて明らかになりました。
燃費が良くて実用性が高いクルマが続出する昨今、多くのライバル車の中からデミオを選んだ人たちが語るそのの魅力をとくとご覧ください!
基本性能がしっかりしているので、様々なカスタムに無理なく応えてくれる
ウタ氏さん
[2008年式 スポルト/走行距離:約4.6万km/実燃費:平均10km/L]
以前の愛車アクセラ23Sにより、マツダ車の楽しさを知ったというウタ氏さん。
欧州車のように硬質な走りが楽しめたアクセラは満足度が高かったものの、ランニングコストの節約をはかるべく排気量の小さなデミオに乗り換えられました。
デミオはアクセラに比べるとボディ剛性がやや低く感じられ、コーナリング時のロールの大きさが気になったようですが、車高調サスに交換するなどのチューニングを施せば不満は解消。
気が付けば200点ものパーツを装着するカスタムカーになってしまいましたが、様々なカスタムに無理なく応えられるのは、基本性能がしっかりしているからこそだと実感。
次の愛車もおそらくマツダ車になるとのことでした。
峠を攻めていた人の心にも刺さる、レスポンスの良さ!
しんのすけさん
[2008年式 13CV/走行距離:約3.4万km/実燃費:平均13km/L ]
かつてはAE86レビンやRB26DETTエンジンを積んだクルマなどで峠を攻める走りを楽しむも、ヤンチャな走りはご結婚を機に卒業し、安全性の高い小型車への乗り換えを検討。
マツダ車は有力候補に挙がらなかったようですが、どの小型車に試乗してもイマイチピンと来るものがなかったのに、最後に乗ったデミオはご夫婦揃って「コレはイイネ!」と一発でお気に入り!
デミオ以外の小型車は、いずれも操縦性のレスポンスが悪いと感じるも、デミオはステアリングを切った瞬間から機敏に反応するところが心に刺さったポイントだそう。
Aピラーの角度が寝ていることで死角があったり、荷室が狭いなど、実用性があまり高くない点は弱点といえますが、それらを補ってあまりある秀逸なデザインは他に代え難い魅力。実用性を重視した小型車は他にいくらでもあるので、個性としてむしろ評価できるとのことでありました。
「クルマ=趣味」という感覚をもたらす、積極的な走り
みっち~@デミオ族さん
[2007年式 スポルト/走行距離:約6.4万km/実燃費:平均12km/L ]
実用性重視の道具グルマとして一世を風靡した初代デミオから乗り換えると、現行型はコンセプトが激変したことを実感。
しかし、そのおかげで「クルマ=道具」という感覚が「クルマ=趣味」に変わり、ご自身のカーライフも変革されたようです。
昔のデミオも走りは悪くありませんでしたが、現行型は積極的に走りそのものを楽しめるものに変わっており、日々のドライブにも変革がもたらされたのです。MTシフトノブの位置が適切化されたこともファン・トゥ・ドライブ性の向上に貢献(初代の位置は手前過ぎた)。
デザインが良くなった分、リアタイヤとリアフェンダーの隙間の大きさが気になるも、車高ダウンで対応。コーナーでのロールも抑えられ、操縦性はさらに満足度が高まったとのことでありました。
長時間ドライブもなんのその!
にゃぱさん
[2010年式/スポルト/走行距離:約5万km/実燃費:12~18km/L ]
初めての愛車ということで比較対象になるような経験は少ないとのことですが、首都圏から長崎までの超ロングドライブを敢行してもあまり疲れず、運転に飽きが来ない乗り味の良さを高く評価。
それだけの長距離・長時間のドライブでも腰や背中が痛くならないシートの出来の良さにも感心しきりでした。
低速時にややノイズが大きく感じられ、首都高での目地段差を乗り越える瞬間にやや硬さを感じられることもあるようですが、総合的には大満足とのこと。ドライバーとしては遅咲きながら、デミオのおかげでドライブの楽しみを知ることができて良かったと喜んでおられました。
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